ただいま歌舞伎座で上演中の七月大歌舞伎!
昼の部「矢の根」について、少しばかりお話したいと思います。
初めてご覧になった方の何らかのお役に立てればうれしいです。
歌舞伎十八番のひとつ
チラシをご覧いただければ一目瞭然ですが
題名である「矢の根」の前にはかならず「歌舞伎十八番の内」という言葉が付いていますね!
読み方は「かぶきじゅうはちばん」
ただいま上演されている「矢の根」では、
舞台の横端にわざわざ題名を書いた木札のようなものが貼られていて
「市川右團次 相勤め云々…」などとご丁寧に役者の名前まで記された表示が付いていますね。
これらは他の演目では見かけないものです。
なにやら特別な意味ありげですけれども、歌舞伎十八番というのは一体何なのか?
ということは既にお話しておりました。
ひとまずそちらをご一読いただいてからいろいろとお話したいと思います!
今月の幕見席