先日、ワンピース歌舞伎を見るために新橋演舞場へと出かけた折、
『歌舞伎観劇手帖』なるノートが売られているのを発見いたしました!
ツルツルとした手触りの上質なノートで有名なツバメノートの製品で、一冊500円。
持ち運びしやすいA5サイズであります。
三代目八百蔵ファン垂涎の表紙デザイン
なんといってもこの歌川豊国の三代目市川八百蔵を模したと思われる
表紙イラストが大変気に入り、衝動的に購入してしまいました。
三代目市川八百蔵はのち二代目助高屋高助と名を変えた役者ですが、
顔立ちがとにかく好みで、浮世絵の本などで見るたびときめいております。
なんとも古風な正統派イケメンではないでしょうか?
すえひろの中での、姿を見たかった江戸の役者ナンバーワンです!
そんな八百蔵が眼鏡をかけて、イヤホンガイドまで耳に入れているなんて…
なんとマニア向けなツボの押さえ方なのでしょうか(*´艸`)
ページを開くと、見た歌舞伎公演のデータが記入できるようになっています。
演目・配役・劇場名などの基本データだけでなく、
当日の装いやお土産、お弁当・おやつなどまで記入できるようです!
すえひろはもっぱら立ち食い蕎麦ですのでこの欄は使わなそうですが、
食事も含めてイベントとして楽しまれる方には思い出深いものとなりそうですね(人'v`*)
シネマ歌舞伎の欄も用意されていたので
シネマ歌舞伎での芝居見物まで想定されているんだなぁ…と意外に思い調べてみると、
なるほどシネマ歌舞伎特製の品であったようです。
上記のサイトには、シネマ歌舞伎の作品ごとに
切り取って貼ることができる配役表が用意されていました。
至れり尽くせりですね(´▽`)
次のページには感想をしたためる欄がたっぷりと用意されていて、
チケットを貼りつける欄もあります!
芝居見物の思い出をトータルで残すことができる素敵なノートです。
こうしてひとつひとつの芝居にしっかりと感想をしたためておけば、
後々とても貴重な思い出となるのでしょうね(n´v`n)
なんだか、もっと早くにこうした取り組みをしておけばよかったと少しばかり後悔しております…。
年中ブログを書いているのだから充分ではないかとも思いますが、
役者の方々についてはご覧になった方それぞれに思い入れもあり、
若輩の私などが何を言うにもおこがましく思われ…
実際見た芝居の感想については「すごかった、おもしろかった、かっこよかった」程度しか書かないことが多いです。
そうしましたら近ごろ
\あんなに感動した芝居なのに忘れちゃった…!/
という世にも悲しい現実にしばしば直面することになりました(・_・;)
同じ演目を何度見たとしても、生の舞台はその場限りの儚いものです。
キーボードを打つだけでは、なかなか記憶に定着しないものなのかもしれません。
今後はこの歌舞伎観劇手帖を使って手で感想をしたため、
芝居見物の思い出を大切に残して行こうと思います!