ただいま名古屋では新しくなった御園座のこけら落とし公演として、
松本幸四郎改め 二代目 松本白 鸚
市川染五郎改め 十代目 松本幸四郎 襲名披露
柿葺落四月大歌舞伎を上演中です。
今年のお正月には歌舞伎座で、
新幸四郎さんが弁慶、新染五郎さんが義経をお勤めになった「勧進帳」
今回の御園座では新白鸚さんが弁慶、新幸四郎さんが富樫と
配役が変わっての上演です!
新白鸚さんといえばこれまでに1000回以上も弁慶をお勤め。
襲名披露とこけら落としを兼ねた公演のおめでたさが極まります!
勧進帳は大好きな演目ゆえ、
掘り起こすとねちねちとお話した回がたくさん出てまいりました。
今回の御園座で初めて勧進帳をご覧になる方もおいでかと思います。
ここにひとつまとめますので、何らかのお役に立てればうれしく思います。
ざっくりとしたあらすじ
弁慶と富樫
勧進帳にちなんだ演出のことば
歌舞伎十八番としての勧進帳
七代目松本幸四郎と勧進帳
これほど勧進帳が上演される襲名披露。
こちらのお話で、おうちにとっていかに重要な演目であるかということが
おわかりいただけるかと思います。
なんと七月の大阪では新幸四郎さんが再び弁慶をお勤めになり、
仁左衛門さんの富樫が待ち構える「勧進帳」が上演されることが発表されましたΣ('0'o)
東には播磨屋の関、西には松嶋屋の関…!
新幸四郎さん弁慶が東へ行こうと西へ行こうと、偉大なる富樫が待ち受けています!
日本列島の東西にそびえる堅固な関を想像しただけで興奮してしまいます。
胸躍る勧進帳な一年を存分に楽しみたいところです(n´v`n)