先日、歌舞伎座へ出かけて
六月大歌舞伎の夜の部を見物してまいりました!
今月の夜の部は、
「夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)」と
「巷談宵宮雨(こうだんよみやのあめ)」。
大坂・江戸の下町で起こった、うだるような暑い夏のサスペンス二本立てであります!
今日の二つの狂言を見て不思議と、大坂・江戸の下町東西になにやら近しい空気感を感じました。
巷談宵宮雨の舞台は割下水と呼ばれるような下町地域で私の地元でもあるのですが、
昔からなぜだか大阪の街が好きで好きでたまらないのは一種の郷愁なのかもしれません。
今日は特に暑い日でしたので吉右衛門さんの夏祭浪花鑑が格別でした!!
お天気の不快指数が高ければ高いほどに見ていて気持ちがいい芝居があるというのは
とても贅沢で豊かなことだなとうれしくなりました。
「こちの人が好くのはここじゃない、ここでござんす」はやはり名セリフですね。
言ってみたいセリフベストテンのうちのひとつです。
また、今日は八月納涼歌舞伎の演目が発表されましたね!
大人気のやじきたの新作、おそらくチケットは争奪戦となると思われます!
個人的に楽しみなのは第三部の「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)」です。
早くも八月が待ち遠しいですね…!