歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【来たる26日】歌舞伎座ギャラリー 第九回「ぎんざ木挽亭」チケット発売

来月の4月22日(月)

歌舞伎座タワー5階の歌舞伎座ギャラリーにて

月に一度の寄席演芸イベント「ぎんざ木挽亭」が開催されます!

 

毎月大盛況のイベントは早くも第九回ですが、

チケット発売日や開催日がまちまちですので反応の速さが重要のようです。

お求めの方はどうぞ発売時刻と同時にチャレンジなさってくださいね。

日時

2019年4月22日(月)

20:45開演(20:30開場)公演時間は約90分

場所

歌舞伎座ギャラリー(歌舞伎座タワー5階) 

入場料

前売り全席指定:3,300円

チケット発売

2019年3月26日(火)12:00発売

【チケットWeb松竹】

詳細

www.kabuki-bito.jp

ぎんざ木挽亭は、昨年より月一度の恒例イベントとして行われている企画。

神田松之丞の会」と題した大注目の若手講談師神田松之丞さんプレゼンツの会です。

 

今回は一龍斎貞心さんのお弟子さんである一龍斎貞寿さんがゲストだそうです。

貞寿さんが読まれるのは「朝顔日記

文楽や歌舞伎では「生写朝顔話(しょううつしあさがおばなし)」という外題で上演されるもので、

男女がすれ違いすれ違い、一途に思い続ける女性はどんどん転落していってしまうという、

一昔前の昼ドラや韓流ドラマさながらのドラマチックなストーリーであります。

講談ではこのすれ違いがどのように聞こえるのか非常に興味深いです!

 

そして松之丞さんは江戸の殺人鬼を描いた戦慄の「畔倉重四郎」を聞かせてくださいます。

松之丞さんが語られるようすを想像しただけでゾクゾクしてくるようです!

歌舞伎においても鶴屋南北の作品に登場するような

サイコパス的な人殺しというのはなぜか非常に人気がありますよね。

安全な場にいながらゾッとしたいというのはいつの時代もある欲求なのかもしれません。

 

 

チケットは入手困難、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの神田松之丞さん。

今回もおそらく完売まではあっという間と思われますので、

どうぞお早めにお求めください!

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