早いもので、今日で十月も終わりですね。
今月歌舞伎座では、ふた月連続四人同時襲名披露という、前代未聞の興行がにぎにぎしく執り行われました。
歌舞伎のことを何一つわからず見ていた頃から好きだった先代芝翫さんのお名前が、こうして立派な立役として舞台に復活したことは非常に感慨深いものがあります。゚゚(´□`。)°゚。
新芝翫さんのご子息御三方も立派な役者となられますよう、このはじまりの舞台を見たからにはこの先も応援してゆこうという思いを強くしました。
近年歌舞伎役者の方々のご子息が続々と初お目見え・初舞台に立たれていますが
そのような記念すべき舞台に立ち会うことができると、その先もお健やかにとどうしても気になってしまうものですね(n´v`n)
この先数十年のことを思えば胸の中が楽しみでいっぱいになり、これはとてもしあわせなことだなぁと希望が湧いてきます。
今年は春からおめでたい襲名興行が続き、歌舞伎界にも活気が蘇っているようでうれしくなります(n´v`n)
それでもなお悲しいこと、心配なことはありますがこのお祭りムードの中で全てうまくゆきますようにと願っております。
新芝翫さんのご活躍を見ると思い起こされるのはやはり福助さんの舞台復帰のこと…
児太郎さんも口上でおっしゃっていたように、一日も早い舞台復帰、歌右衛門襲名、そしてなによりご兄弟での共演を願ってやみません。
私の芝居歴も10年になろうとしていますが、その間本当に色々なことがありました。
先代芝翫さんの死、そして橋之助さんの芝翫襲名、一つの大きな輪を見届けたような思いです。
古いものを変わらずに繰り返しているようでいて、常に新しく生まれ変わり続けているのが歌舞伎のおもしろさ、凄さなのかもしれないなぁという気持ちがようやく実感として湧き起こってきた一ヶ月でした。
来月はどんな芝居が待っているのでしょうか
楽しみに今日は休みたいと思います(人'v`*)