歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【28日まで】三井記念美術館 日本の伝統芸能展に行ってきました! 

現在三井記念美術館で開催中の

日本の伝統芸能展に行ってきましたヾ(。・ω・)ノ

この展覧会では日本の伝統芸能を

雅楽能楽歌舞伎文楽演芸琉球芸能・民俗芸能

という6つの柱に分けて、

それぞれに使われてきた道具や絵画などの美術品が展示されています!

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その芸能も非常におもしろく見たのですが

一番力を入れて見たのはやはり歌舞伎の項目であります(*´艸`)

 

現代に続く歌舞伎の創始者である出雲阿国のかぶき踊りの様子が描かれた屏風図や、

その後派生していった遊女たちによる女歌舞伎、美少年たちによる若衆歌舞伎などの屏風図が特に興味深かったです…!

 

出雲阿国のおかげで今の自分の楽しみがあるわけですから本当にありがたい方なのですが、

それにしても出雲阿国というのは一体どういった人物だったのかなぁ。。。

周りの人たちはさぞギョッとしたことだろうなぁ。。。

男性の心を持っていたのかなぁ。。。

それとも奇妙奇天烈な女性だったのかなぁ。。。

などと思いを巡らし、頭の中に不思議な阿国像が出来上がりました(・_・;)

 

そこから時代を下り野郎歌舞伎の全盛期となった頃の芝居小屋の浮世絵なども、

スターを一目見んとひしめいている人々の活気あふれる様子が生き生きと描かれていて非常におもしろく拝見しました。

 

タイムリーに初代市川右團次の役者絵もありました!

宙から逆さまにぶらりとぶら下がっている様子の絵で、

ケレンを得意とした役者だったというお話通りだったためなんだかとてもワクワクしてしまいました(n´v`n)

 

また「劇聖」と賛美された名優である

九代目團十郎着用の衣裳も展示されていましたが衣裳は思いのほか小さく、

ずいぶんと小柄な方だったのだなと驚きですΣ('0'o)

 

こじんまりとしていながらも発見の多い楽しい展覧会でしたので、伝統芸能をお好きな方はぜひお出かけください(人'v`*)

チケットをお忘れなく

下記の公演のチケットおよび半券の提示で300円割引となります!

10月歌舞伎公演 

通し狂言 仮名手本忠臣蔵 第一部

11月歌舞伎公演 

通し狂言 仮名手本忠臣蔵 第二部

 

12月歌舞伎公演

通し狂言 仮名手本忠臣蔵 第三部

 

12月文楽公演

通し狂言 仮名手本忠臣蔵

1月歌舞伎公演

しらぬい譚

2月文楽公演

近松門左衛門名作選

 

一般は1000円、学生の方は500円

ということですから、とてもお得ですね(*´艸`)

詳細はこちら

www.mitsui-museum.jp

28日までですのでご興味おありの方はぜひお出かけくださいね(人'v`*)

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