本日1月27日は
新橋演舞場
国立劇場の千穐楽です!
\おめでとうヽ(。>▽<。)ノございます/
今年の演舞場は例年の海老蔵さんを中心としたお正月公演ではなく、
三代目右團次襲名披露、二代目右近初舞台の大変おめでたい舞台でしたね!
昼の部「雙生隅田川」はケレンの演出がもうどっかんどっかんと繰り広げられ、
わーびっくりした!わーすごい!えー内臓が出ちゃってる!えー!!
などと驚いているうち、あっという間に大詰となり…!
ザバンザバンと本水が滝のように流れる中での右團次さんによる鯉つかみ、立ち回りは圧巻でしたヽ(。>▽<。)ノ
まるで錦絵から飛び出してきたようなかっこよさでしたね。
鯉つかみは代々の右團次の当たり役であったということで、初代・二代目の生きた時代に行って見てみたいものだなぁと思いを馳せておりました(n´v`n)
夜の部は「義賢最期」の海老蔵さんの鬼気迫る芝居、それから猿之助さんの「黒塚」が思い出に残っています。
「黒塚」はいわゆる古典の「おばあさんは実は鬼でした、退治しました、めでたしめでたし」といった枠を超えて
心の内奥をえぐってくるような、どうにもならない切ない思いに駆られますね…
冒頭おばあさんが糸車を回して過去を語る段階で既に切なさの限界地点に達してしまい、涙なしに見ることができませんでした(/ _ ; )
今回の右團次襲名は市川宗家の海老蔵さんからの提案がきっかけであったということですが、
屋号や血縁といった垣根を越えてこういったお話をなさるお人柄には、なんだか感じるものがあります…(n´v`n)
今後も続いてゆく襲名披露興行が楽しみですね!
そして国立劇場のしらぬい譚!
これもまたどっかんどっかんと楽しさ満載のお芝居でしたヽ(。>▽<。)ノ
仕掛けの楽しさにすっかり心奪われてしまい
しらぬい譚の物語自体がどうなってこうなってというのはあまりはっきりと覚えてはいないのですが、
宙乗りの菊之助さんが文楽人形のようで可愛らしかったなぁ
右近さんの化け猫が可愛らしかったなぁ
今年のネタはやっぱりPPAPだったなぁ
亀三郎さんの手ぬぐい投げの飛距離はものすごかったなぁ
といったほのぼのとした感想が浮かんできます。
毎年このお正月の国立劇場は娯楽性の高い愉快な芝居を見せてくださいますが、
なんだか菊五郎さんから
「正月くらい肩の力を抜きなさいよ」
とおっしゃっていただいているようなホッとした気持ちになります(n´v`n)
早くも来年がとても楽しみです!
今年は四つの劇場それぞれ異なる魅力に溢れた、楽しい初芝居でしたね。
賑やかなお正月芝居が終わってしまい寂しくなりますが、これからの一年も変わらず芝居に明け暮れたいと思います(人'v`*)