先日大阪松竹座へ行った際、
またしてもマニア本を購入してしまいました(*´艸`)
一般社団法人 伝統歌舞伎保存会
平成28年版
歌舞伎に携わる演奏家名鑑
こちらは各ジャンルの演奏家の方々について
・芸歴
・本名
・お誕生日
・出身地
・経歴(お師匠さんの名前)
・初舞台
・歌舞伎の経歴
・歌舞伎の初舞台
・関係者
・録音
・所属団体
・団体での職歴
などなどの情報がびっしりと載っているのです…!
何故でしょう、ぱらぱらと眺めているだけで無性に興奮してきます(・_・;)
平成28年版では「演奏に携わるきっかけ」という項目が新たに加わっているそうです!
全員の方がお答えになっているわけではありませんが、
小さいころから楽器をなさっていた方ばかりではないのが意外でしたΣ('0'o)
舞台を見て衝撃を受けた方や、
大学時代の歌舞伎研究会で演奏に目覚めた方、
歌舞伎の大道具の仕事に就いていらしてそこから演奏家を目指された方など、
演奏家の方々の人生模様が垣間見え、非常に興味深いです。
邦楽の演奏家の方というと代々演奏家のおうちの御曹司という印象で、
そもそも住む世界の違う縁遠い方々だと感じてしまうところがありましたが、
こうしてお一人お一人の経歴などを知るととなんだかとても身近に感じられるようです。
また、
・歌舞伎音楽の成り立ち
・歌舞伎音楽のレコード
・文献資料
・歌舞伎音楽の現状、後継者育成の課題
などなど興味深すぎる読み物も、読み応えある分量でついています!
「書店では販売されていません」というポップの文言に誘われて
ついつい購入してしまったのですが、伝統歌舞伎保存会のサイトでお取り寄せもできるようです。
ご興味をお持ちの方にはぜひご覧いただきたい一冊です(人'v`*)