早いもので今日で七月もおわり…
今月は大好きな大阪で仁左衛門さんのお芝居を拝見でき、幸せなひと月でした(n´v`n)
仁左衛門さんの「盟三五大切」
本当に素晴らしい時間でした。
無理やりにでも大阪へ出かけてよかったと心から思っています…!
体中から小万への思いがにじみ出るような花道でのお姿を、
私は一生忘れられないと思います。
まさに魂が震えるような深い感動がありました。
仁左衛門さんの芝居からはいろいろな「別れの痛み」を教えていただきましたが
あれほどまで切ない思いに駆られたのは初めてだったかもしれません。
仁左衛門さんのファンになるには少し世代が遅すぎた私ですが、
同じ時代を生きることができ
珠玉の芝居を目の前で見ることができていることはこの上ない喜びです。
10月の国立劇場も芝居見物に全力投球するぞと心に決めました。
そして歌舞伎座では海老蔵さん、もとい市川團十郎家の方々のもつ天性のスター性を実感しました。
好き嫌い・上手下手などという単純な尺度を超越して、市井の人々がつい注目してしまうそのスター性です。
江戸時代の昔から伝わる圧倒的存在感は今なお生き続けているのだと
しかもそれは血縁の問題ではなく「名跡」そのものが背負っているものなのだと
江戸から今に繋がる歌舞伎の軸のようなものを実感し無性に感動しました。
そしてそれは、どれほど重たいものだろうととても辛い気持ちにもなりました。
お忙しい日々が続きますがどうぞお健やかにと願っております。
来月はどんな芝居が待っているのでしょうか。
楽しみに今日はやすみたいと思います(人'v`*)