歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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国立劇場千穐楽! 2017年12月歌舞伎公演

昨日26日は、国立劇場の12月歌舞伎公演

今様三番三(いまようさんばそう)

隅田春妓女容性(すだのはるげいしゃかたぎ)

の千穐楽でした!

\おめでとうヽ(。>▽<。)ノございます/

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※写真は歌舞伎座です

 

2017年の歌舞伎全てが千穐楽を迎えたことになり

何事もなくほっと安堵しております(n´v`n)

 

今年は久しぶりに仁左衛門さんが国立劇場歌舞伎公演にご出演だったこともあり、

例年になく国立劇場へ出かけた一年でありました(´▽`)

霊験亀山鉾」のワルぶり…たまらないカッコよさでしたね!

 

国立劇場2017年の芝居で、「霊験亀山鉾」の他に印象に残っているのは

11月の新歌舞伎2本立て

坂崎出羽守」「沓掛時次郎」でしょうか。

新歌舞伎を2本続けて見るというのはなかなかに稀な体験で

おもしろい試みだなぁと思いました。

 

新歌舞伎は照明が暗く場面転換も多く、独特の疲労を感じさせるもので

内容的な面でも苦手とされる方が多いようにも思います。

実際、土日に出かけましたが座席がかなり空いており

残念に思ったのを覚えております。

 

すえひろもこれといって新歌舞伎の内容が好きで好きでたまらぬ

というわけでもないのですが、

新歌舞伎が生まれた時代そのものに心を奪われ…

 

今こうしてのんきに歌舞伎を見ることができていて本当によかった

時代に合わせて生き物のように形を変えながら「今」の芝居が繋がっているんだ…

と、とにかく感動してしまうのです。

ぜひまたこうした上演の機会があったらいいのになぁと思いました(n´v`n)

 

来週が来れば、またすぐに初芝居が始まります。

2018年の幕開けは「世界花小栗判官(せかいのはなおぐりはんがん)」ですね!

 

お馴染み菊五郎劇団のたのしいお正月芝居、恒例の時事ギャグは何になるでしょうか。

すえひろの予想ではブルゾンちえみさんの「35億」と

生まれてこの方なぜか歌舞伎でやたらといじられている「シャンシャン」

が濃厚なのではと思っております。

ちょんまげですから「このハゲ」もあるやもしれませんね。

さてどうなるでしょうか、楽しみに待ちたいと思います(*´艸`)

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