早いもので2017年も今日でおわり…
歌舞伎を見ていると来月・再来月と芝居の予定に追いたてられ
目まぐるしく一年が過ぎてしまいますね(ノv`*)
お正月には春の芝居、春には夏、夏には秋の芝居…と
常に先々のことを楽しみにしていられるというのは
とても良いことだなぁと思います。
2013年より毎日続いております「歌舞伎ちゃん」も、早4年半が過ぎました。
このような稚拙なブログをお読みくださった皆様へ深く感謝申し上げます。
来年も変わらずに細々続けてまいりますので、何卒よろしくお願いいたします(人'v`*)
今年は仁左衛門さんゆえに大の飛行機嫌いを乗り越え、
初めて香川県の金丸座(旧金毘羅大芝居)へ出かけ、
こんぴら歌舞伎大芝居を見ることができたのが
なんといってもいちばんの思い出です…(n´v`n)♡
原動力となった仁左衛門さんのお芝居は最大の喜びでしたが、
憧れの金丸座、香川県の爽やかな気候と眩しい日差し、
歯を跳ね返してくるようなうどん、琴平町のたいへん親切な方々、
素晴らしい旅の思い出がたくさんできました。
またいつの日か必ず金丸座へ再訪したいです。
そして、夏には大阪松竹座での盟三五大切
これもまた大の旅行嫌いを乗り越えて遠征し、
乗り物への恐怖心をはるかに上回る感動でおいおい涙しました。゚゚(´□`。)°゚。
秋には国立劇場の霊験亀山鉾
歌舞伎座の仮名手本忠臣蔵 五・六段目と、
猛烈なニザ充の一年で、幸せのあまりどうにかなりそうでした…。
ときめきに死すことなく、命があっただけでも良かったと思っております。
今年も歌舞伎界にはうれしいことやおめでたいことばかりでなく
どうしようもなく悲しいこと、心配なことも起こりました。
どんなことが起ころうとも開き続ける芝居の幕の裏には、
歌舞伎役者の方々や携わる方々の命懸けの覚悟があるわけですが…
観客としては常に夢を見て無心で「楽しむ」ことしかできない、
それを全力でしよう!という思いを、一層深めた一年だったようにも思います。
来年はどんな芝居が待っているのでしょうか。
楽しみに年越しの時を迎えたいと思います。
どうぞ良いお年をお過ごしください(人'v`*)