あすいよいよ始まる
第三十四回 四国こんぴら歌舞伎大芝居!
はじめて旧金毘羅大芝居へお出かけの方のため、
昨年の思い出からお役に立ちそうな情報を少しばかりまとめておきます。
なんらかのお役に立てればうれしく思います(人'v`*)
上演前篇
チケットに書かれているのは「ブロック」の場合も
座席によってはチケットに書かれているのが明確な座席番号ではなく
「ブロック」である場合があります。
写真は平場席の例。
チケットで割り当てられている狭いブロックの中で
5人ほどの人が助け合いながら座るという作りであります。
これはつまり
割り当てられたエリアの中で希望の場所に座るには早い者順
ということでもあるのです。
座席は好みの問題ですから、
どんな劇場にも「一番良いポジション」というのはないと私は考えています。
一つでも前に座りたい方もおいでですし、
あえて後ろの列を狙いたい方もおいでかと思います。
縁あって同席した方々と譲り合い和やかに見物するのがベストですが、
これだけはというお望みがある場合は金丸座にはできるだけ早めに到着し、
お好みのポジションを確保されることをおすすめします!
荷物は小さめに
写真でもおわかりいただけるように座席はかなり狭いので、
荷物はなるたけ小さいものがおすすめです。
旅行社でのパックをお申し込みの方は上演前に、
割とかさばるお弁当やお菓子の詰め合わせセットを配られる場合もありますので
特に手荷物は少なめが安心です。
旧金毘羅大芝居へ向かう道中にはコインロッカーもいくつかありました(2017年時点)
小銭のご用意をお忘れなく!
履物は脱ぎ履きしやすい物がおすすめ
金丸座は下足式ですので、紐靴などよりも脱ぎ履きしやすい靴がおすすめです!
脱いだ靴を入れるビニール袋は係の方が配ってくださるので安心です。
しかしながら石段を上るこんぴら参りのため
しっかりとした紐の靴で旅をしたいという方もおいでかと思います。
すえひろの場合ですが、こんぴら参りの日に履く紐の靴と
芝居見物用の日用のぺたんこ靴を2足持参して乗り切りました。
また、芝居小屋にはボランティアのお茶子さんたちがたくさんいらして、
困りごとをいろいろと助けてくださいます!
サポート体制は万全ですので、安心して芝居見物ができますよ(n´v`n)
幕間篇
ご飯は座席でも食べられる
旧金毘羅大芝居は歴史ある建造物でありながら、
幕間であれば座席でもお弁当を食べたりお菓子をつまんだりできます。
昔ながらの芝居見物の楽しみを存分に味わえるというわけです。
ありがたいことですね(´▽`)
金丸座前の広場には飲食ができる小屋なども設置されており
あたたかいうどんなどを食すこともできました。
お餅やお団子などもあり、楽しげな雰囲気です。
お土産が豊富
金丸座前の広場ではお土産を売るブースもたくさん並んでおり
夏フェスさながらの盛り上がりを見せています!
露骨な歌舞伎みやげばかりではなく可愛らしい手ぬぐいや、
幟の生地を使ったおしゃれバッグなどもあり、
これでもかこれでもかと物欲を刺激されます。
現金を多めにご持参なさることをおすすめします!
去年金丸座前で売られていたこんぴら歌舞伎オリジナル切手は、
今年も販売されるようです。
今回の上演演目を描いた役者絵をあしらった素敵なものです。
金丸座前で購入できなくとも琴平町の郵便局で購入できますので、
どうぞお見逃しなく!
上演前も幕間もなかなか忙しいので、
イメージトレーニングのお役に立てれば幸いです(人'v`*)