いよいよ始まった今年の四国こんぴら歌舞伎大芝居!
このすえひろも昨年初こんぴらを満喫してまいりましたが、
芝居の思い出もさることながらうどんのおいしさが忘れられません…(n´v`n)
まるでうどんの方から歯に向かってぐいぐいと跳ね返してくるような歯ごたえは、
今まで食べたことのあるうどんとは全く別物でありました。
さすが香川県はうどん県であります。
なんでも香川県は温暖で降雨量が少なく、
小麦の栽培や塩の生産が盛んな地域であったために
おいしいうどんが作られるようになったのだそうです。
確かに香川県の気候はとても爽やかで日差しが眩しく、
地中海的な雰囲気がありました。
さんさんと太陽を浴びてレモンやオリーブなどが美味しく育つのも納得です。
香川県ではうどん生産量と一世帯あたりのうどん消費額が断トツ日本一だそうで、
静かな金丸座近くにもたくさんのうどん屋さんが軒を連ねています。
なかでもひときわ歴史を感じさせる店構えの 「虎屋」さん。
こんぴらさんの石段近くにあります。
約400年前に創業したという歴史ある旅館「虎屋旅館」の
帳場を利用したお店なのだそうです。
貴重な彫刻などを見ることもでき、古い物がお好きな方にはたまらない空間かと思います。
角がバッキバキに立ったうどんが絶品なのはもちろん、
このお店には歌舞伎にまつわる貴重な写真が何枚か飾られています。
ここに写真を載せることはできないのですが、
子ども時代の雀右衛門さん、三津五郎さん、又五郎さん、時蔵さん、勘三郎さんが
白波五人男の拵えで並んでいる大変有名な写真があります!しかもサイン入り!
雀右衛門さんが日本駄右衛門をお勤めという
今となっては驚きの大変貴重な一枚ですので、
お出かけの際はぜひご覧になってみてくださいね(*´艸`)