このすえひろはかねてより、
歌舞伎座などでお持ちの方を見かけるたびに
うらやましいなぁと思っていた物があります。
それはよく芝居小屋などで掲げられている幟(のぼり)と思しき布地を用いた、
非常に色鮮やかなトートバッグです!
芝居見物の折に筋書やオペラグラスなどを入れるのに丁度良さそうなサイズで、
バキバキッとした華やかなデザインもかっこよく、
欲しいなぁ、どこで売っているのだろう…と長らく思っておりましたが
周りの方々からいろいろとお話を聞くうち、
こんぴら歌舞伎の幟を作る琴平町の染物屋さんが製造しているということが
明らかになりました。
お店の名前は「染匠吉野屋」さん。
レトロな商店街アーケードを抜けたあたりに佇むお店です。
店先にいくつかぶら下げてあるのがその幟バッグであります!
染匠吉野屋さんは、こんぴら歌舞伎の幟を制作している唯一の染め物屋さん。
こんぴら歌舞伎の第一回目から携わっておいでだそうです。
讃岐のり染と呼ばれるもち米を用いた染め方を使って
毎年手作業でこの幟を染めておいでなのだそうで、
パリッと鮮やかな幟はのどかな琴平の町中をにぎにぎしく彩っています。
そんな貴重な幟と同じ製法で作られた布を大胆に使った幟バッグは
色もデザインも文字の入り具合もひとつひとつ違い、
持っているだけで装いがパッと華やぎそうなものばかり。
洋服でも和服でも違和感なく持つことができます。
この幟バッグはこんぴら歌舞伎上演期間中の金丸座や、
琴平の大きな温泉宿のみやげ売り場などでも売られていました。
お値段は5~6000円程と高価なのですが、貴重な一点ものと思えば納得です(n´v`n)
すえひろも悩みに悩んでひとつ購入しましたが、
購入から一年が経ち、使い込むほどに良い風合いとなってきました。
つくりも丈夫で使い勝手が良く、永く愛用できそうな品であります。
なんと琴平観光協会が行っているキャンペーン「琴平旅+(ぷらす)」では、
染匠吉野屋さんにてのぼりバッグづくり体験が楽しめるようです!
自分で布地を選ぶことができ、希望の方は染め物工場を見学することもできるとのこと。
期間は2017年5月11日~2018年5月10日とのことですので
こんぴら歌舞伎の千穐楽までばっちりカバーしていますね。
お出かけの際はぜひチェックなさってみてください(人'v`*)
詳細はこちらです↓
琴平旅+(ぷらす) | 催事・イベント | こんぴら へおいでまい | 古き良き文化の町ことひら 琴平町観光協会
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