いよいよ天皇陛下のご退位まで一年を切り
さまざまなメディアで平成年間ふりかえりムード、
平成年間まとめムードが高まっていますね!
このすえひろは昭和最後の年である63年生まれのため
平成=年齢という感覚でこれまで29年間生きてまいりましたので
平成が終わることによってなんとなく時代から突き放されてしまうような、
不思議なさみしさを感じております。
元号が切り替わる日を前もって知っている状況というのは
おそらく現在日本に生きている方全員にとって初めてのこと。
そんな歴史的な時代の節目にふさわしい、
平成年間振り返りイベントが歌舞伎座ギャラリーでもはじまりました!
その名も
平成歌舞伎三十年博
スーパー歌舞伎やコクーン歌舞伎、古典作品の復活上演など
激動の平成年間に行われたさまざまな歌舞伎興行で活躍した
大道具や小道具、衣裳などの貴重な資料が披露されます。
平成の30年間を三期に分けて10年分ずつ展示を入れ替える試みのようで、
5月3日からは第一弾となる平成元年~10年の展示が始まっています!
昭和61年に始まり、平成年間に新作が次々に生まれたスーパー歌舞伎、
そして若者の街・渋谷から歌舞伎を発信したコクーン歌舞伎などなど
この10年間の間だけでも歌舞伎が大きく変化したことが伺えます。
特別映像もあるとのこと!
現在の新作歌舞伎ラッシュにつながる、
いきいきとした革新の時代の資料をぜひ拝見したいと思います。
本日5月3日より木挽町ホール特別展「平成歌舞伎三十年博」が始まりました。大凧や特設舞台、貴重な資料を多数展示しています。にゃんたろうばかりでなく化け猫たちも皆さまのご来場をお待ちしています!#歌舞伎座 #かぶきにゃんたろう #歌舞伎座ギャラリー #團菊祭五月大歌舞伎 pic.twitter.com/coqJnx3tGu
— 歌舞伎座ギャラリー (@kabukizagallery) 2018年5月3日
また4階の歌舞伎座ギャラリー回廊では、
5月6日までマッカーサー元帥からの手紙が展示されているそうです!
GHQと歌舞伎については様々な見方があり多角的に考える必要がありそうですが、
非常に貴重な資料ゆえ一見の価値があるのではと思います。
アクセス・詳細
歌舞伎座ギャラリーは、
歌舞伎座の背後にそびえる巨大なビル・歌舞伎座タワーの5階にあります。
基本入場料は600円。
幕見券含む当日の観劇切符や松竹歌舞伎会会員カードなどの割引がありお得です!
ゴールデンウィーク最後のお出かけにもぴったりですね(´▽`)