昨年は2度も大坂を旅してきたこのすえひろ…
大阪で過ごせば過ごすほど好きになり、今年の夏もまた大阪へ行ってまいりました!
私自身は東京の東側・下町生まれの三代目なのですが、
大阪の町にいるとなにやら自分のふるさとに近い空気を感じて
たまらなく懐かしく、またうれしくなります。
東東京の下町はスカイツリーなる巨大建造物ができたおかげで、
街の風景が急激に新しくなってしまい、
やたらめたらにゴリゴリの「新しき江戸感」がプラスされはじめましたが、
私が幼い頃にはもう少しばかりローカルな情緒があったように思います。
通天閣を眺めたり、活気ある商店街を歩いていたりすると、
そんなふるさとの雰囲気や味わいが思い出されるのです。
近年はそんなノスタルジーがやけにつのり、
夏の大坂へは「七月大歌舞伎を見に行くため」という目的で出かけていたはずが、
「七月大歌舞伎があるおかげで大阪へ行ける!」という思いに変化しつつあります。
そんな中で大坂についていろいろ考えていたら、
上方の文化や空気感をもっともっと知って味わうことができたなら、
文楽や義太夫狂言、上方の演目、ひいては「歌舞伎」そのものが
何倍もおもしろくなるはずだぞ…!!!!!
とひらめいてしまいました!
ただでさえ死ぬほどおもしろい歌舞伎が更におもしろくなりうるなんて、
あまりにも期待感が高まりどうにかなりそうです。
そんな思いの元に初めて一人きりで旅してきた大阪で訪れた場所を、
いくつかご紹介したいと思います。
地元の方には何を今さらという内容ばかりかと思いますが、
大阪松竹座遠征などのお役に立てれば幸いです!
写真は西川きよし師匠です!