歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【来たる6日】国立劇場3月歌舞伎公演「元禄忠臣蔵・積恋雪関扉」チケット一般発売!

あさって6日は3月の国立劇場歌舞伎公演

元禄忠臣蔵・積恋雪関扉

のチケット一般発売日です!どうぞお早めにご検討ください。

公演の詳細

www.ntj.jac.go.jp

一般発売日

2月6日(水) 10:00~

国立劇場チケットセンター

会期・上演時間

2019年3月3日(日)~2019年3月27日(水)

12:00開演(15時40分終演予定)

※12時開演・17時開演 昼夜2回公演の日:

5日(火)9日(土)12日(火)16日(土)20日(水)23日(土)26日(火)

 

チケット料金

1等席 9,800円
2等席 6,000円

学割料金

1等席 6,900円
2等席 4,200円

みどころ

 

国立劇場の三月公演では、春らしい演目が二つ上演されます。

一つは「元禄忠臣蔵 御浜御殿綱豊卿

題名のとおり赤穂浪士討入事件をめぐるドラマでありますが討入そのものではなく、

さむらいの心がビシバシと響くようなサイドストーリー的場面です。

昭和に作られた作品で、セリフで語られる近代的な心理描写が特徴。

歌舞伎を見てみたいけれど、セリフが聞き取れるか不安であるという方には

安心してご覧いただける作品かと思います!

 

二つめは「積恋雪関扉

ロマンチックな漢字が並ぶタイトルは「つもるこいゆきのせきのと」と読みます。

雪が積もる山中になぜか満開となった桜の木があり、

そこから美しい桜の精が出現、天下を狙う謀反人との闘いを繰り広げる…という

なんともファンタジックな舞踊劇であります。

なにやら複雑そうな内容ですけれども、

とにかく目に美しい演目ですのでうっとりと楽しむことができます。

内容が分かるか不安であるという方も楽しめる作品ではないかと思います!

 

今回、要注意なのは「国立劇場小劇場」の公演であるという点です。

普段の歌舞伎公演は広々とした大劇場で行われていますが、

小劇場ではかなり座席数が絞られてしまいます。

 

狭い劇場ではそのぶん役者さんたちを近くで見ることもできますし、

芝居の世界にどっぷりと入り込めるような独特の良さがあるなあと思います。

人気の公演となるはずですので、

チケットの確保はどうぞお早めになさってくださいね!

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