1日、名古屋は御園座にて
御園座四月公演
陽春花形歌舞伎の幕が開きました!
昨年新装開場した名古屋の御園座で行われる、
芝翫さんを座頭とした花形歌舞伎公演です。
演目は「通し狂言 南総里見八犬伝」 !
江戸時代、30年近くにわたって描き続けられた大ベストセラーの読本です。
全部で98巻にもなった超大長編の作品であります。
安房の国の大名・里見家の再興のお話をベースに、
「犬」の字を名に持つ八人の勇士が不思議な水晶玉で繋がっていく…という
まるで少年漫画のような冒険物語で、
現代でも歌舞伎などの伝統芸能に限らず
さまざまな劇団で脚色されて上演されています。
個性豊かな人物が数人そろって、
光る水晶玉や水の出る宝刀などの魔法グッズを携えて冒険するというファンタジーは、
日本人に本当に好まれるもののようですね!
現代の漫画やアニメ、ゲームなどの文化にも通じるように思われ
興味深いものだなあと感じます。
チケットはわずかながら空席があるようですね!
平成最後の思い出に芝居見物もオツだなあと思います。
お近くの方は要チェクですね!