昨日7月1日、大阪は道頓堀にて毎年恒例の
七月大歌舞伎の船乗り込みがあったそうです!
ネット新聞で「仁左衛門」との文字を発見し
必死で情報を探ってみるとあまりにも素敵な浴衣姿…
毎年動画で拝見していますが、なんど拝見してもうっとりしてしまいます。
あまりの湿度でうだるような我が家の空気が一気にさわやかに感じられます…!
船乗り込みとは?
そもそも船乗り込みとは、七月の大阪松竹座公演直前の恒例となっている催し。
出演者の方々が船に乗って道頓堀川をどんぶらこどんぶらこと巡りながら
川岸の人々に手を振ったり挨拶をしたりするという、
東京の歌舞伎座では見られないものであります。
実はこの船乗り込みは江戸時代の大坂で実際に行われていたもの。
江戸や京の歌舞伎役者たちが道頓堀に立ち並ぶ小屋で興行をするとき
道頓堀川をさながらパレードのように登場するという演出があったそうです。
待ちわびている大坂の人々はもちろんのこと、
にぎにぎしく迎え入れられる歌舞伎役者たちも
さぞかし気持ちが良かったのではないでしょうか。
江戸時代のスター中のスターである歌舞伎役者たちの来訪を
最大限に盛り上げようという大坂の人々の心意気を感じますね。
現代の船乗り込みは大阪松竹座や博多座で行われていますが、
平日の昼間などに開催されることが多いため、
歌舞伎バカのこのすえひろもまだ一度も拝見したことがありません…
ニュースやSNSにみなさまが上げてくださる動画や写真のおかげで
雰囲気が楽しめること、文明の利器への感謝の思いでいっぱいです!
「1カ月間、死にものぐるいで頑張りますので、初めての方もぜひ劇場に足を運んでほしい」
大坂日日新聞
とのこと…!
このすえひろも大坂へ死にものぐるいではせ参じ、
死にものぐるいで刮目したいと思います!