歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【上方文化を極めたい】ブーム目前のチーズティー この世界観編

上方の文化をもっと知ることができたなら、

文楽や義太夫狂言、上方の演目、ひいては歌舞伎そのものが

何倍もおもしろくなるはずだ…!!!!!

というひらめきのもと、一生かけて大坂を究めんとしています。

 

今年の夏は芝居見物の時間を多めに取ったために

なかなか歴史や文化に触れる観光の時間が取れませんでしたが、

大阪の最新グルメを味わうことはできました。

 

昨年に引き続きご紹介してまいりますので、

大阪遠征の際のお役に立てれば幸いです!

思わず二度見する店名

芝居を見終えた昼下がり、新幹線までの時間つぶしにと

難波の街をぶらぶらと散策しておりました。

難波の街は巨大なアーケードがあり、

そこかしこににぎにぎしい看板が掲げてあってとても楽しく

道幅いっぱいぎゅうぎゅうに詰まった人波に乗って歩いていると

そのままどこまでも流れて行ってしまうのですが、

だいたい大阪髙島屋が見えたあたりで方向転換をして、

なんばグランド花月を目印に再び道頓堀へ戻るようなルートで楽しむのが常です。

 

というのもこのなんばグランド花月のすぐ近くに

「千日前道具屋筋」なる商店街があり、ここが大好きであるためです。

ちょうど東京の合羽橋にある道具街をぐっと凝縮したような場所なのであります。

 

東京の合羽橋と決定的に違うのが、

色づかいや店先に並んでいる品が大変にぎやかであるという点です!

赤い巨大なちょうちんがずらりと並んでいたり、電飾の看板が並んでいたりするのです。

 

歌舞伎の、ド派手で何もかも過剰であるところを愛している私は、

とにかくインパクトのある品物を見るのが大好きですから、

こうした道をあるいているだけで気分が高揚してまいります。

 

今回の散策では、先日放送されたブラタモリで、

大阪のミナミに派手な立体看板が多いのは

芝居小屋前に「人形看板」が出されていたためである

と解説されていたことを思い出し、上方文化の豊かさをつくづく感じたのでした。

 

と、そんな千日前道具屋筋に

なにやら見慣れぬスタンドが出現しておりました!

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その名も

チーズティー専門店 この世界観

チーズティーといえば台湾発祥のドリンクで、

東京ではいま大行列をなしている品物…

どんな味なのか想像もつかず、

わざわざ並んで口に合わなかったらとおびえておりましたが

幸いここではすぐに買えそうな様子。

 

それに「この世界観」と言われますと、

一体どんな世界観なのか気になってしまい、購入してみることにしました。

 

メニューには「ミルクのやつ」「抹茶のやつ」など

ユーモラスな名前のものが並んでいるのですが

「焦がしたらこんなもん」なる新メニューが登場したと書かれていました。

 

「焦がしたらこんなもん」は凍頂ウーロン茶がベースで、

チーズフォームの上に焦がした黒糖が乗っているという大変美味しそうなメニュー。

これにしようと決めつつもこの名前を口頭で述べねばならぬのかと葛藤を覚えます。

この手の面白メニューは東京の居酒屋などにもありますが

口頭で述べたところでスルーされてしまうのが常であります。

しかしここは大阪…素直に楽しまねば…と思い、

「焦がしたらこんなもん」と述べると、

お店の方がにこやかに明るく複唱してくださり救われた思いがいたしました。

 

こちらが「焦がしたらこんなもん」 です!

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お店のポップには

タピオカ→ドリンク→チーズフォームと味わってから、

チーズフォームを混ぜ合わせるようにと指示が。

 

真面目にその指示に従って味わってみますと…

なんだこれは!!!

なんだ!!と驚くおいしさでした!!!

スッキリとしたウーロン茶にチーズの塩気、

そして温かいタピオカのほどよい甘み、

焦がした黒糖の香ばしさが絶妙にマッチしています…!

現在流行しているタピオカドリンクとはまた違う

奥深い味わいに感動いたしました…!

 

このお店はまだ長時間並ばずに購入できるようですので、

近くへお出かけの際は今のうちに!

2018年の記事:グルメ編

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2018年の記事:歴史編

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