8月ということで学生の方々は夏休み真っ只中ですね!
課題のレポートや自由研究で、歌舞伎について調べようかなあとお考えの方もおいでかと思います。
そんな時に便利なスポットをここにいくつかご紹介いたします。
なんらかのお役に立てればうれしく思います!
国立劇場 伝統芸能情報館
東京・半蔵門の国立劇場の裏手にある「伝統芸能情報館」では
貴重な資料の展示や図書、視聴覚資料などを無料で閲覧することができます!
ここは能楽・文楽・舞踊・邦楽・演芸などなど
伝統芸能と呼ばれる文化を網羅した資料館であります。
一階が展示室・二階が図書室・三階がレクチャー室になっており、
タイミングが合えば貴重映像の閲覧なども可能なスポットです。
図書閲覧室では申込により舞台写真・錦絵なども閲覧できますので、
江戸文化や伝統芸能の研究を志す学生の方には欠かせない場所かと思います。
開室カレンダー
蔵書検索
現在、一階の展示室で開催されている企画は「かぶき入門」
体験コーナーもあるようですから、お友達と調べものに出かけるのも楽しそうですね!
会期
6月1日(土)~9月23日(月・祝)
10時~18時(毎月第3水曜日は午後8時まで)
アクセス
松竹大谷図書館
!8月16日(金)~29日(木)夏季休館ですのでお早めに!
東銀座・歌舞伎座ほど近くにあります「松竹大谷図書館」
こちらは演劇と映画の専門図書館です!
演劇(歌舞伎・文楽・新派・新劇・商業演劇)映画・テレビに関する
シナリオ・台本・図書・写真などなど様々な資料が収蔵されています。
市販されていない貴重資料や松竹以外の作品に関しても取り扱いがあります。
入館前にはコインロッカーに荷物を預けなければならず、
コピーも有料で比較的高額(A4一枚50円 B4一枚100円)ですので、
細かいお金と筆記用具を持っていると安心です。
貴重書を見る場合は身分証明書の提示が必要ですのでご注意ください。
開館時間
平日の10時~17時
休館日
土曜日、日曜日、祝祭日、毎月最終木曜日
5月1日、11月22日、年末年始、春期および夏期特別整理期間
蔵書検索
閉架式のため見たい資料は自分で調べる必要があります。
館内の検索システムがあるほか、ネット上で調べておくことも可能です。
松竹大谷図書館資料検索サイト
https://opac315.libraryexpert.net/lib-shochiku-otani/
義太夫正本検索閲覧という大変マニアックなシステムもあります!
これはなかなか興奮できますので、ぜひお試しください!
アクセス
江戸東京博物館 図書室
ここまでは歌舞伎や伝統芸能の専門的な図書室をご紹介しましたが、
例えば「江戸全体のことを調べたい」「芝居小屋と江戸の街について調べたい」など
もう少し広いテーマで調べものをしたい場合もあるかと思います。
このすえひろの地元である両国の人気スポット「江戸東京博物館」には、
実は江戸東京の歴史文化についての専門図書室があるのです。
ここは快適かつ土日も開館していて、素晴らしい資料も揃った穴場ですので、
ぜひにとおすすめしたい場所です!!
開室時間
9:30~17:30
閲覧・複写請求受付時間
①9:30~11:30
➁13:00~16:30
休室日
毎週月曜、月曜が祝日の場合はその翌日
8月12日(月)の祝日は開館しているようです!
こちらも荷物はロッカーに預ける必要があり、
使用できる筆記用具は鉛筆のみと定められています。
貸出はできずコピーも有料ですので、細かいお金と鉛筆が欠かせません。
江戸東京博物館は図書館の外も魅力が満載のスポット!
常設展には中村座の復元模型があり、團十郎さんのお声が聴ける助六のマネキンや
四谷怪談の舞台のミニチュアなどなどもはや何時間あっても足りないほど
江戸好きにはたまらない展示が盛りだくさんです。
ぜひ一度お出かけください!