本日27日、歌舞伎座で上演されていた
八月納涼歌舞伎が千穐楽を迎えました!
おめでとうございます!
今月は毎年恒例の納涼歌舞伎、
若い世代の方々も大勢いらしていてにぎにぎしい雰囲気でありました!
先日芝居見物をして感想をしたためたばかりですが
やはり強く印象に残っているのは第一部の「伽羅先代萩」であります。
政岡の母としての思いをなんともいえないリアリティをもって感じることができたことは
大変味わい深い思い出となりました。
何度も何度も繰り返し見ている芝居のはずなのに
配役やタイミングによって大きく味わいが変わるというのは
歌舞伎のおもしろいところだなーと思います。
今年の納涼歌舞伎は、昨年に引き続き勘九郎さんのご出演がありませんでした。
大河ドラマ「いだてん」でのご活躍を毎週楽しみに拝見しているものの
それだからこそ舞台でのお姿が恋しくなり、さみしさがいっそう募りました。
勘九郎さんのご出演で拝見したい古典歌舞伎の演目がたくさんたくさんあります!
来年の納涼歌舞伎といえば、まさに「東京オリムピック」が開催中でありますから
一体どんなお役をお勤めになるのかいまから待ち遠しくて仕方がありません。
海外や日本中から観光の方が大勢おいでのことと思われますし、
金栗さん効果で歌舞伎ファンも増え、よりいっそうの賑わいをみせるのではないでしょうか。
あまりにも気が早すぎますが夏らしい古典歌舞伎の演目が揃う2020年の夏を心待ちにしております!
余談ですが、お子様が出演になる月には舞台写真がものすごく多い場合がありますよね。
先月も勸玄さんのショットをなかなか選ぶことができず悶絶しておりましたが、
(50〜60枚くらいあったような)
勘太郎さんと長三郎さんもまたたくさんあり、
あれもいいこれもいいと一人ニヤニヤしてしまいました。
一生懸命選びましたが、七之助さんと勘太郎さん・長三郎さんが
三人一緒に収まっているショットを選びそびれてしまうという痛恨のミス。
秀山祭がはじまりましたら歌舞伎座タワー5階の楽座へ行き、
じっくりと選びなおしたいと思います!