来月の9月23日(月・祝)
歌舞伎座タワー5階の歌舞伎座ギャラリーにて
寄席演芸イベント「ぎんざ木挽亭」が開催されます!
八月は開催のなかったぎんざ木挽亭、次回は祝日ということですので、
これまでお仕事でご覧になれなかった方もチャレンジできる貴重な機会です。
チケットは毎回争奪戦、お求めの方はどうぞ発売時刻と同時にチャレンジなさってください!
日時
2019年9月23日(月・祝)
20:15開演(19:45開場)公演時間は約90分
場所
歌舞伎座ギャラリー(歌舞伎座タワー5階)
入場料
前売り全席指定:3,300円
チケット発売
2019年8月30日(金)12:00発売
詳細
ぎんざ木挽亭は、昨年より月一度の恒例イベントとして行われている企画。
「神田松之丞の会」と題した大注目の若手講談師神田松之丞さんプレゼンツの会です。
半年後には六代目伯山を襲名なさることが発表されていますので、
松之丞のお名前で拝見できるのは残りわずかとなりました。
今回のゲストは神田愛山さんで、読まれるのは歌舞伎でおなじみの「髪結新三」です。
梅雨時の江戸風俗がたくさん盛り込まれた演目ですが、
講談ではどういった味わいになるのか興味深いですね。
まだまだじっとりと暑いであろう九月、終わりゆく夏が名残惜しくなりそうですね。
そして松之丞さんは、「青葉の笛」を聞かせてくださいます。
これもまた歌舞伎でおなじみの「一谷嫩軍記」、
いわゆる「熊谷陣屋」の前の場面にあたる、「陣門・組打」の講談版であります。
ちょうど今月上演されていた「東海道中膝栗毛」でも取り入れられていた場面です。
元ネタは、源氏のさむらい熊谷次郎直実が、
我が子と同じ年頃の平家のさむらい平敦盛が吹く見事な笛の音に心動かされ、
世の無常を感じて……という平家物語の悲劇。
歌舞伎では根本的に設定が変わっていますが、
果たして講談ではどうなのか非常に興味深く思います。
チケットは入手困難、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの神田松之丞さん。
今回もおそらく完売まではあっという間と思われますので、
どうぞお早めにお求めください!