ただいま歌舞伎座で上演中の壽 初春大歌舞伎!
昼の部で白鸚さんがお勤めの「河内山」は
比較的上演頻度の高い名作のひとつとして知られております。
「河内山」については過去にお話したものがいくつかありますので、ここにひとつまとめてみます。
芝居見物のお役に立てればうれしく思います!
数寄屋坊主とは?
河内山のキャラクターは「数寄屋坊主」という職業ならではのもの。
あまり馴染みのないお仕事かと思いますので、ご説明したのがこちらの回です。
河内山のモデルもとんでもない!
河内山には実在のモデルがいたようでして、
この方もとんでもなくアウトな人物であり興味深いためにご紹介したのがこちらの回です。
河内山と直侍
天衣紛上野初花という演目には、もうひとつ別個に上演される名場面がありまして
ダークヒーロー二本立てというようなつくりになっております。
もうひとつの場面も非常に魅力的ですので、ご紹介したのがこちらの回です。
もとは講談
河内山には実在のモデルがいる…というお話はいたしましたが、
実はもうひとつの元ネタがあります。
それは「泥棒伯円」との異名をとった明治時代の講談師・神田伯円の講談。
神田松之丞さんのご活躍で、現在にわかに注目を集める講談であります。
歌舞伎ともこのような深いゆかりがあるのだなあと楽しみが広がります。
明治時代の名優たち
こちらは一層マニアックなお話になりますが、
「河内山」が作られた時代背景についてお話した回であります。
ご興味あらばご一読いただければと思います!