ただいま新橋演舞場で上演中の初春歌舞伎公演!
團十郎襲名を控える海老蔵さんが海老蔵のお名前でお勤めになる最後のお正月公演であります。
先日は恒例のドキュメンタリー番組も放送され注目を集めています。
夜の部「神明恵和合取組 め組の喧嘩」はご子息の勸玄さんもご出演とあってファン必見の演目です!
上演頻度も比較的高い名作の一つであるため、過去にお話したものがいくつかございます。
ひとつまとめてみますので、芝居見物のお役に立てればうれしく思います!
ざっくりとしたあらすじと「町火消」
演目そのものはセリフも理解しやすくわかりやすいものですが、
主人公の「町火消」という職業について知るとよりおもしろいかと思います。
ざっくりとご紹介したのがこちらの回です。
実録!町火消VS力士
どのように力自慢、ケンカの強い方であっても、
おすもうさんに挑もうというのはなかなかの命知らず。
芝居の中でしか起こらない話であろうと思われます。
しかしながら、元ネタとなった実話があるようなのです…!
そちらについてお話したのがこちらの回です。
江戸ッ子憧れの力士
現代でも強いおすもうさんはかなりの高給取りとして知られていますが、
江戸時代においても庶民とは異なる良い暮らしをしていたようです。
江戸ッ子たちのヒーローの暮らしぶりについてお話したのがこちらの回です。
演目の時代背景
少しマニアックですが演目が作られた時代背景についてのお話です。
130年ほど前の人々がなつかしい江戸の町の様子に思いをはせる心境とは
一体どのようなものであったのかなあ…などと思いながら芝居を見てみますと、
なんとも切ないような思いが湧いてまいります。
楽しみ方の一つとしてご提案したく思います!
遠征のおすすめスポット
このお正月公演で東京におでかけの方も大勢おいでではないでしょうか。
「め組の喧嘩」に合わせて、芝界隈に足を延ばすのも一興かと思います!