歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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六月をふりかえり… 2020年

早いもので六月も今日で終わり…。

八月から歌舞伎座が再開という本当にうれしいニュースがもたらされ、先月とはまったく違う心境で晦日を迎えております。とはいえ、東京では一日の新規感染者が50人前後から一向に減らず不安な日々は続いています。

再び劇場へ出かける日が近づいたことで、自分の不注意によりうっかり感染を拡げ再び閉場となってしまわぬよう、今まで以上に自分自身の行動に気を配ってその日を迎えなければならないぞ…と、ぐっと気を引き締めている次第です。変に緊張してしまいます…

 

梅玉さんのお話に感動…

そんななか、さきほど日本俳優協会・伝統歌舞伎保存会公式チャンネル「歌舞伎ましょう」で梅玉さんからのメッセージ動画が公開されていました!

www.youtube.com

梅玉さんの一言一言を選びながらの心からのお話ぶりがとても心に響き、感じ入りました。。テレビのインタビューとは違ったとても貴重な生のお話だと思います。

未視聴の方にはぜひにとおすすめいたします!

 

動画の中で、伝統芸術でありながらエンターテインメントである点が歌舞伎の素晴らしいところというお話がありました。図夢歌舞伎を拝見してからというもの、その点についてつくづく思いめぐらしております。

歌舞伎は興行であって、表舞台に立つ方々の裏側に想像を絶する人数の方々がお仕事として携わり、生活していらっしゃるわけで。それはもちろん当たり前のことなのですが、舞台の上の世界にうっとりと浮かれているときには、それがどんなに大変なことか考える機会はありませんでした。

興行を成り立たせるためにお客としてできることはやはりとにかく自分のできる範囲でお金を支払い、舞台を心の底から楽しむこと以外にないなあと思います。

 

さて、来月はどんな日々が待っているのでしょうか。

このよくわからない雑記のようになってしまっているブログも、来月ひと月を乗り越えればようやく軌道修正できるなとひとまず安堵しております。

再開場の日を妄想しつつ、今夜は休みたいと思います。

皆様も何卒ご自愛ください。おやすみなさいませ。

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