いよいよ本日、歌舞伎座にて八月花形歌舞伎の幕が開きました!おめでとうございます!新型コロナウイルスの影響で実に5か月ぶりの再開であります。
異例の長さで続いていた梅雨も、ちょうど今日明けて青空に。図夢歌舞伎 忠臣蔵の最後のセリフ「必ず明日は日本晴れ」がまさにその通りになりまして、歌舞伎ファンの端くれとしまして感無量であります。
感染の面では再び拡大しておりいろいろと不安な中でのスタートになりましたが、本日このすえひろも歌舞伎座へ出かけてみましたところそこかしこに細やかなお心遣いが感じられ、並々ならぬ覚悟で迎えてくださっていることを感じました。
感染対策などを含めた感想については後日、改めて詳しくお話したいと思います。
名作ぞろいの一幕見スタイル
八月花形歌舞伎は舞踊演目を中心に名作が揃っていて、各部一幕ずつ入れ替えという、事前購入の一幕見スタイルであります。
第一部:連獅子 11時開演(約1時間)
第二部:棒しばり 13時45分開演(約45分)
第三部:吉野山 16時15分開演(約1時間)
第四部:与話情浮名横櫛 19時開演(約1時間)
歌舞伎を初めてご覧になる方にはどの幕もおすすめでありますが、このすえひろのイチオシは第三部 吉野山でしょうか…。桜が満開の吉野山を舞台にした舞踊演目です。
ご出演は猿之助さん、七之助さん、猿弥さんのお三方であります。重厚感ある音楽、舞台の上の華やかさ、歌舞伎ならではの女形の美しさなどなど、挙げたらきりがないほどの歌舞伎の魅力が一度で堪能できる演目かと思います!
そんな八月花形歌舞伎のチケットはまだまだ購入可能のようであります。
様々なご事情があり、ぜひに!とも申しあげづらいのですが、客席が少しでもにぎわうと良いなあと思います。
九月公演も発表に…!!
また今日は、九月大歌舞伎の公演情報が発表されましたね…!!!
吉右衛門さん、玉三郎さん、東蔵さんと人間国宝が続々とご出演になるというまさかの展開に鼻血が出そうでした…。感染リスクの心配の反面、うれしすぎます…泣きそうです。。
この先の公演は一体どうなるのだろうかと不安に思っておりましたので、ひとまず予定があるというだけでも本当にうれしく思います。
まずは今月の公演が無事に千穐楽を迎えられるよう、自分自身も体調を整えて劇場へ出かけ、少しでもおかしなときは絶対に無理をしないことを徹底してまいりたいと思います!