先日のお話ですが、国立劇場へ出かけまして10月歌舞伎公演の第二部を拝見してまいりました!大劇場には本当に久しぶりに足を踏み入れましたが、やはり広々としていてすがすがしい気持ちになりますね。好きな劇場だなあと改めて思いました。
菊五郎さんの宗五郎が好きすぎる
今回の第二部は「魚屋宗五郎」と「太刀盗人」の二本立てです!
個人的に「魚屋宗五郎」が大好き、しかも菊五郎さんの宗五郎とお馴染みの配役があまりにも好きすぎるため、劇場が再開したよろこび、生で拝見できるよろこびに改めて心が震えました。
宗五郎の感情のスイッチが切り替わる瞬間、ほんのわずかな一瞬のまなざしの変化でこちらも涙のスイッチが入ってしまいます。まさに洗練の極みというような素晴らしい舞台でした。。幸せです。
今回は幕間があるというのも久しぶりで、何やらソワソワしながら過ごし時間を持て余していたところ、くろごちゃん非常にかわいらしいポスターを発見いたしました!
新しい鑑賞様式にちなんださまざまな役柄に扮しています!特に夕霧の「体調不良の時はおうちに」が説得力抜群です。そういえばくろごちゃんはどこかのお弟子さんのはずですものね。由良之助はほうれい線が入っているので旦那さまでしょうか。渋いです。
また、三階下手側の食堂が臨時の無料休憩所として開放されていました。平日ということもありかなり空いていましたので、土日もそれほどには混まないのではないかなと思われます。ロビーでの飲食は禁止となってしまいましたが、ここならば密を避けて軽食などとることができますので安心かと思います。
上演資料集はweb公開中!
また、今月から上演資料集がweb公開に変わっていました!下記のリンクからPDFで閲覧することができます。
上演資料集とは演目の上演年表や芸談、参考資料などをまとめた冊子で、筋書や上演台本とともに販売されていたものです。毎回値段が異なり、おおむね700円~1000円くらいはしたと思います。webで公開してくださるというのは本当にありがたい限りです。
今回公開されたPDFに解説・芸談・型のパートはありませんが、記載の参考資料をあたればたどり着けるはずです!
書籍で発行されないということはいつまで公開していただけるのか不明ですので、手元に必要な場合は印刷をして残しておいた方が良いかもしれませんね。