歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【朗報】あすのにっぽんの芸能は見逃せませんね!!「蔵出し!名舞台 勘三郎・三津五郎」

あす23日(金)23:00~23:55、NHKEテレで放送される「にっぽんの芸能」があまりにも永久保存版な内容でお話せずにはいられませんでした…!

八月の「棒しばり」をご覧になった方も必見です

なんと「蔵出し!名舞台 十八世中村勘三郎 十世坂東三津五郎」と題し、お二人が共演なさった「三社祭」と「棒しばり」が放送されるそうです!!番組サイトを見るに「三社祭」は素踊りのようではありませんか…熱いです…!

そればかりでなく、それぞれの当たり役として勘三郎さんの「鏡獅子」三津五郎さんの「喜撰」も放送されるというのですからたまりません…映像をご覧になった英樹さんの熱い反応も楽しみすぎます。。

 

棒しばり」といえば、八月に歌舞伎座が再開された折に、御子息の勘九郎さんと巳之助さんがお勤めになっていましたね!

勘三郎さんと三津五郎さんがこの世を去られてから歌舞伎をお好きになった方も相当においでのこととと想像します。特に勘九郎さん、巳之助さんは様々な方面でご活躍ですから、若い世代のファンの方も多いのではないでしょうか。あすの番組をぜひにとおすすめいたします。

 

なんだかいまだにいつか舞台にお出ましになるような気がしてしまいますが、お二人がこの世を去られて相当の年月が過ぎ去ってしまいました。あの数年間は悪い夢を見ているような日々だったな、夢だったらよかったなと、なんともいえない悔しさと喪失感に胸が詰まります。

お二人なら現在の動乱をどうご覧になり、どんなお芝居を見せてくださったのだろうと想像しながら、明日の番組を楽しみたいと思います。

 

4月からリニューアルした「にっぽんの芸能」について、毎日新聞におもしろい記事が公開されていました。

mainichi.jp

無料で読めるのは一部でして、このすえひろも途中までしか読めておりませんが

雰囲気がずいぶん変わった。

高橋の張り切りぶりはすごい。

という冒頭の文言だけで興奮しました。本当にそう思います!!!

英樹さんが心から熱く、心底お好きなのだなあということが伝わり、伝統芸能に熱狂しながら蓄積していった孤独感のようなものがみるみる救われていくような思いがします。あすの夜が楽しみです!

 

詳細

www.nhk.jp

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