歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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本日初日!国立劇場 令和2年11月歌舞伎公演

本日2日、国立劇場の令和2年11月歌舞伎公演が初日を迎えました!八か月ぶりとなった先月の公演も大きな騒動なく無事に今月も開催の運び、うれしい限りですね…!

現時点では国立劇場も販売座席50%以内の措置を継続しているようです。まだまだ心配な日々は続きますが、こうして心配ごとをひとつでも減らしていただけることありがたく思います。

上演資料集は引き続きweb公開に!

国立劇場では先月に引き続き今月の公演も通し狂言ではなく二部制です。

第一部は吉右衛門さんの「平家女護島 俊寛」。今回は六波羅清盛館の場から上演され、菊之助さんが俊寛の妻・東屋をお勤めになります。

第二部は仁左衛門さんの「彦山権現誓助剣 毛谷村」と舞踊「文売り」「三社祭」というラインナップであります。

第一部、第二部ともに信じられないほど豪華でもう最高の最高の最高という大興奮の演目・配役でして、このすえひろも発表時点から鼻血を出しかけております…!

 

初めてご覧になる方にどちらがおすすめとは申し上げられないくらいにどちらも素晴らしいです…。ざっっっくりとご紹介いたしますと、

平家女護島 俊寛」はたった一人絶海の孤島に取り残される悲劇、

彦山権現誓助剣 毛谷村」は心優しく爽やかな青年の怪力物語です。

ドラマチックさに浸るのであれば第一部、ほのぼのとした時間を楽しむのであれば第二部をおすすめいたします。

 

 

国立劇場では歌舞伎座とは違い30分の幕間が設けられています。しかしながら感染対策として、客席やロビーでの食事は禁止であります。そのかわり三階下手側の食堂が無料休憩所として開放されていましたので、お弁当など持参される方も安心です。

さらに、これまで冊子体で発売されていた上演資料集はweb上で公開されています。ありがたい限りです。

www.ntj.jac.go.jp

 

チケットは現在も購入可能のようです!学生の方は学割も適用されますので、ぜひチェックなさってみてくださいませ。

ticket.ntj.jac.go.jp

公演の詳細

www.ntj.jac.go.jp

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