本日5日、京都は南座の
京の年中行事 當る丑歳
吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎
が初日を迎えました!
南座の顔見世は特別な公演であり、今年も顔見世の幕が開くということが本当に本当にうれしく、まねきの上がった南座の写真を拝見してようやく一年を過ごした実感を得られたなあという思いです。顔見世から始まる一年、来年こそは良いことがありそうだと思えます。本当にありがたいことです。
仁左衛門さんは7日からご出演
先月の国立劇場公演で、ご出演の孝太郎さんが新型コロナウイルスに感染されて第二部「熊谷陣屋」を休演、仁左衛門さんも濃厚接触者に認定されたために5日・6日と休演が発表されている状況です。
仁左衛門さんについては先日7日からご出演との松竹からの発表があり、本当に心の底から安堵いたしました…よかったですね。。。おおお。。孝太郎さんが一日も早く回復されることを願っています。
今回の顔見世は席数が少なく会期も短いため、チケットも空席なしの日が続出していて、いかに心待ちにされた公演であったかが伺い知れます。もちろん私もそのひとりです。
たしか開催の発表時には少し落ち着いていたように思う感染状況が、今日に至るまでにこのように急速に悪化してしまうとは思いませんでした…。目にも見えずよくわからない存在に、こんなにも多くの人の人生が左右されてしまうというのは、本当に恐ろしく悔しいことです。
ちかごろ願う、祈る、という言葉をあまりにも使いすぎて無力感に苛まれていますが、とにかくこの顔見世が千穐楽まで無事に全日程上演されることを切に願っています。