新年あけましておめでとうございます!
丑年は我慢の年、発展の前触れの年といわれているようです。
昨年に引き続き先の見えない状況に置かれていますが、この我慢はいつか必ず報われるはずと信じております。
今年はどんな芝居が見られるでしょうか。一つでも多くの芝居が、予定通りに上演されるよう願ってやみません。
襲名披露や新作歌舞伎などの大きなイベントが発表されるのは、まだまだずっと先のことと思われますが、そんな今こそ通常の芝居の魅力をひとつひとつ噛みしめ、先人たちの思いを考察し、学びとしていきたいです。
歴史を振り返ると芝居の危機とされた時代はたくさんあり、伝統芸能だから、文化だからなんとなく守られたのではなくて、それぞれの時代で一人一人の方が人生をかけて力を尽くし、劇場へ通う芝居好きもまた絶滅しなかったからこそ今があるのだなと思います。
懐の許す限り劇場へ行ったり配信を観て楽しむことしかできませんが、自分のできることに全力で取り組んでまいります。
何はともあれ、みなさまの2021年が良い年となりますように!
このすえひろも劇場へ新型コロナウイルスを持ち込むことのないよう全力で健康管理に努めてまいります。みなさまもくれぐれもご自愛くださいませ。
今年も変わらぬご愛顧のほど、ひとえにお願い申し上げます。