歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【緊急事態宣言】4月25日~5月11日の歌舞伎座・コクーン公演が中止に

明日25日(日)からの緊急事態宣言により、4月25日~5月11日の歌舞伎座公演「四月大歌舞伎」「五月大歌舞伎」、bunkamuraシアターコクーン「夏祭浪花鑑」の中止が決定したそうですね。

 

 

人流を止めるためとはいえ、あれほど入念に対策されていた歌舞伎座までもが公演の継続を断念せざるを得ないというのは、本当にやりきれない思いです。掲載されているお知らせの文言からも、松竹の方々の無念さがにじんでいるように思います。

観客として歌舞伎座ほど安心して過ごせた場所はありません。松竹の方々が工夫を凝らし、万全の体制で迎えてくださっていた歌舞伎座、我々観客の方でも充分注意の上で過ごしてきた歌舞伎座には感染対策の具体的な実績があったはずでした。

 

玉三郎さんのお誕生日である明日25日の第三部を待ち望まれていた方がどれほどおいでであったでしょうか。千穐楽の勧進帳を見届けようとしていた方がどれほどおいでであったでしょうか。

それだけでなく、一つ一つの演目、一人一人の役者さんに、思い入れを持っている方が必ずいらっしゃると思います。こちらも根拠のない感情論になってしまいますが、あまりにも無念で、悔しくて、言葉になりません。胸がずっとざわざわとし続けています。

 

このすえひろの手元にある数枚のチケットも、今月の千穐楽を含めてすべて紙切れと化してしまいました。企業に金銭や事務作業の大きな負担をかける紙切れです。そのようなチケットはこれからも増える可能性が高いです。

このチケットの喪失は、ただ単に楽しみだったのに残念だった、というだけではありません。これは美しきものや楽しい時間で精神衛生を図り日々を生きる活力を得るため、労働により得たお金で購入した、一日本国民の経済活動の一環としての大切なチケットでした。

このチケットで入ることのできる場所を運営するため、その場にしかない美しきものを提供するために多くの人々が働いています。このチケットを使って受け取る美しきものにより、私は飛躍的に生産性を向上、あるいは人間性が成長、結果的に経済を活性化させることができたかもしれませんね。

文化芸術を軽視していった先にはどんな社会があるのでしょうね。寒気がします。

払い戻し期限にご注意

払い戻し方法はチケット入手方法により異なりますので、どうぞお気をつけください。チケットweb松竹及び松竹歌舞伎会購入のチケットは特別の手続きは不要で、しばらく待つと銀行口座に入金されます。

チケットweb松竹・松竹歌舞伎会以外のチケット購入方法の中には、払い戻し対応期限が設けられているものがあります。歌舞伎座の方が少し早く締め切りとなるので注意が必要です。

歌舞伎座:2021年4月29日(木・祝)~6月10日(木)

コクーン:2021年4月29日(木・祝)~6月15日(火)

www.kabuki-bito.jp

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