現在、amazonにて講談社学術文庫Kindle版の50%ポイント還元セールが行われており、大きな話題を呼んでいますね!実質半額というとんでもないセールです!
家に置いておいて手で何度もめくりたい講談社学術文庫は、果たしてKindle版で読むのに適しているのか不明であり、結局紙の本も買ってしまいそうなので頭では尻込みしているのですが、欲求が先立ってほしいものリストにボンボン投入しています。本当は本は絶対に紙派なのですが、Kindel版であれば少ない荷物で劇場の幕間に読めますし、何より実質半額ですものね…。
そんな講談社学術文庫Kindle版の中から、芝居見物に役立ちそうな本をピックアップしてみます。なんらかのお役に立てれば幸いです。
歌舞伎関連の講談社学術文庫
この河竹繁俊著 歌舞伎十八番集は紙版でも所持しているのですが、歌舞伎十八番の各作品の原作脚本に注釈がついているものなので、むしろKindle版で芝居見物に出かける道中や帰り道にチェックする方が使い勝手が良いのではないかと思いました。
しかも、電子版は「暫」の旧編(82ページ相当)も収録した増補版ということです。気になります…。
「かぶきが生んだ無教養の表現主義」という副題だけで、もうすでに購入ボタンを押すぎりぎりの段階まで来ています…。自分が過去に紙版をほしいものリストに入れていたらしいということを知り、なおさら実質半額で入手したい思いです。
この渡辺保先生の「忠臣蔵 もう一つの歴史感覚」は、名著かと思います。赤穂浪士討ち入り事件が日本人の中に「物語」として受け入れられイメージが形作られていくさまがわかりやすく語られている一冊です。
平家物語全訳注・全四冊の合本版です。これはだいぶハードな読書体験になりそうですが、こういうものこそKindle版で持っていれば持ち歩くことができ便利なのだろうかとも思っています…どうなのでしょうか。。
落語や講談、浄瑠璃などの芸能に登場する江戸・東京の地名1500あまりが解説されている一冊で、これこそKindle版で欲しい内容ですね…!!ブログを投稿したらすぐさま買おうと思います。
ご紹介したもの以外にも、講談社学術文庫には基本的に面白そうな本しかありません。
なんだか生きれば生きるほど積読を増やす人生になりそうで、果たして死ぬまでにすべて読み切ることができるのかゾッとしてまいりました…。いつか紙や文字の妖怪になってしまうのでしょうか…。
追記:
結局、まず平家物語全四冊合本版と江戸東京地名辞典をどかんと購入し、そのポイントで他の本をいくつか実質無料にて購入してみました。私のスマホにはいま平家物語全四冊合本版がまるまる入っているんだ、世話物を見た帰り道すぐに地名が調べられるんだと思うと、あまりに便利で興奮してしまいます…素晴らしいキャンペーンですね…!!ご興味お持ちの方はお早めにどうぞ。