本日13日から、6月の国立劇場 歌舞伎鑑賞教室のチケット一般発売が始まりました!
歌舞伎鑑賞教室は、初心者の方々や学生さんの団体向けに向け、毎年夏に国立劇場で開催されている公演です。解説プログラム「歌舞伎のみかた」が加わってわかりやすく、さらにリーズナブルな価格設定も魅力です。
確か昨年は新型コロナウイルスの影響で開催すらされなかったと記憶しておりますので、このような状況下でも若い世代の方々が歌舞伎に触れる機会が生まれたのは希望だと思います。
今回の演目は「人情噺文七元結」。落語をもとにした胸に沁みる人情噺で、初めての方にも大変わかりやすい内容です。
また現時点で国立劇場では、引き続き販売座席数制限の措置が続くようです。一日も早くにぎにぎしい劇場が戻るよう願っております。
公演の詳細
一般発売日
5月13日(木)10:00~
会期・上演時間
2021年6月2日(水)~2021年6月23日(水)
11:00~13:00(予定・休憩含む)
14:30~16:30(予定・休憩含む)
社会人のための鑑賞教室(18時開演):11日(金)、18日(金)
休演:7日(月)、14日(月)
チケット料金
1等席(1、2階) 4,100円
2等席(3階) 1,800円
学生料金
全席 1,600円!!
みどころ
6月の歌舞伎鑑賞教室の演目は「人情噺文七元結」
三遊亭圓朝の落語を原作としたタイトル通りの人情話で、セリフや筋がとてもわかりやすく聞き取りやすいので初めての方や学生さんにもピッタリかと思います。
主人公は、大変な博奕好きの左官の長兵衛という男。方々に借金を拵えてしまい、妻は苦労苦労の日々を送っています。そんな父母の姿を見ていた娘のお久は、父の借金返済のため自ら吉原に身を売り、五十両のお金を作ってくれたのでした。
そうして手にした大切な大切な五十両を、長兵衛はあろうことか帰り道に出会った青年にあげてしまいます。ここにはある事情があって云々…という内容です。
勘三郎さんの2007年の舞台がシネマ歌舞伎化もされています。 ご興味をお持ちの方には是非にとおすすめいたします!