全国で高齢者の方々へのワクチン接種が徐々に進んでいるようですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
このすえひろはといえば、先日家族の接種に付き添ってまいりました。自治体の職員の方々が見事な動線を組んでくださっていて、滞りなく進み安心いたしました。接種後の家族も元気に過ごしております。
大幹部の方々も無事にワクチン接種なさっただろうかと気がかりです。一日も早く広く行きわたるようにと願っております。
先日のお話ですが、歌舞伎座へ出かけまして五月大歌舞伎 第二部を拝見してまいりました。備忘録として少しばかり感想をメモしておきたいと思います。
大好きな配役の六段目
第二部は仮名手本忠臣蔵。落人の通称で知られる道行舞踊「道行旅路の花聟」と「六段目」の二本立てです。通常五段目・六段目と上演されるので珍しい組み合わせかと思います。
落人は、錦之助さんの勘平に梅枝さんのおかる、そしてなんと萬太郎さんの伴内という配役でありました。錦之助さんと梅枝さんは想像の通りの錦絵のような美しさです。そして、素人故わかりかねますが伴内というのは若いうちにお勤めになるには相当難役なのだろうなと感じ、萬太郎さんは初役として素晴らしい伴内だったのではないかと思いました。今後のご活躍がますます楽しみです。
そしてなんといっても六段目は菊五郎さんの勘平に時蔵さんのおかる、東蔵さんのおかや、魁春さんのお才、橘太郎さんの源六、又五郎さんの千崎弥五郎、そして左團次さんの不破数右衛門という配役です。
菊五郎さんの若々しさたるや…。そして特に東蔵さんのおかやが大好きです…お声が胸に迫り、涙が止まらなくなってしまいます。多くの方々がそうだと思いますが、このすえひろも大好きな配役です。このような状況のなか無事拝見することができたことを本当に幸せに思いました。
そして直接関係ないのですが又五郎さんが非常にお痩せになったことが気になりました。素敵でしたが大丈夫でしょうか…
そういえば、筋書売り場の方によると今月は舞台写真の入った筋書の販売はないそうです。おそらく公演期間の短縮の影響であろうと思います。今月は思い出深いものとなりそうな幕がたくさんありましたので残念ですね…。。歌舞伎美人の初日レポートが貴重な舞台写真となりそうです。
また、地下の木挽町広場で関西地方の物産展が開催されており、東日本では販売が終了した懐かしの「カール」を発見して衝動買いしてしまいました!!関西遠征の際にも買って帰るのですが、東京の店先で普通に売られているさまに感動しました。
そのほか関西地方のどん兵衛など絶妙な品が並んでいます。6月6日(日)まで開催しているそうですのでお出かけの際はぜひチェックなさってみてください。
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