あさって13日からいよいよ来年1月の国立劇場歌舞伎公演のチケット一般発売が始まりますね！
毎年恒例の菊五郎劇団によるお正月公演、演目は「通し狂言 南総里見八犬伝」です。毎年お約束の愉快な時事ネタコーナーはどうなるでしょうか。楽しみですね。
また現時点で国立劇場では、花道近くなど一部の座席の販売が制限されるようです。感染の先行きが読めない状況になりつつありますので、年明けには雰囲気が変わっているかもしれません。一日も早く安心な劇場が戻るよう願っております。
公演の詳細
一般発売日
１２月１３日（月） １０：００～
会期・上演時間
2022年1月3日（月）～2022年1月27日（木）
１２：００～１５：３０
14日(金) １６：００～１９：３０
休演：１２日（水）、２０日（木）
チケット料金
1等席 12,000円
2等席 8,000円
3等席 3,500円
学生料金
1等席8,400円
2等席5,600円
3等席2,500円
みどころ
お正月の歌舞伎公演の演目は「通し狂言 南総里見八犬伝（なんそうさとみはっけんでん） 」
南総里見八犬伝といえば、曲亭馬琴による長編の読み本で、30年近くかかってようやく完結した大変な人気作として今に伝わります。
仁義礼智忠信孝悌の8つの玉と「犬」の名を持つ八人が各地で活躍する物語で、歌舞伎以外の演劇やアニメ、漫画などでもお馴染みの作品ですね。
例えば曽我物語のように、歌舞伎の古典として江戸時代から残った確固たる様式があるわけではないのが不思議ですが、であるからこそ演出や配役によってさまざまな味わいを楽しめるように思います。
国立劇場のお正月公演では、2015年にも菊五郎さんの演出で上演がありました。今回はどのような演出がなされるのか楽しみですね！
