2022年はどうやら源平イヤーのようですね…!!!
先日、NHKの大河ドラマ「鎌倉殿の13人」がはじまったばかりですが、東京および関東ではあす12日(水)25:05からテレビアニメ「平家物語」がはじまることをご存知でしょうか…
なんと驚くべきことに「平家物語」がテレビアニメになるのは、これが初めてのことだそうです。ドラマにはなっていますがアニメはまだだったのですね。
昔の人々が謡やら浄瑠璃やら様々なアレンジを加えて親しんできた物語なのに、現代の媒体では最大限アレンジしきれていなかったということでしょうか。なんと…。もはや伸びしろしかない状態ですね…。
平家物語が描く「滅び」の美しさに、心を奪われ続けています。アニメを見た方々のなかから将来また新しい物語が生まれていく可能性を思うと、このすえひろも楽しみで楽しみでならず、興奮が止まりません。
古川日出男氏訳「平家物語」が原作
このアニメは河出書房新社より出版されている古川日出男氏訳の「平家物語」(日本文学全集)を原作としているという点が、またたまらなく熱いなと思っています…!
この本は琵琶法師の音楽にのせて語られていたことを踏まえ、非常に音楽的に現代訳されているためです。どのように映像化されるのか楽しみです。
とはいっても辞書のように分厚いので私はまだ読破できておらず、少しずつ部分的に読み進めています。こちらもアニメと併せておすすめいたします。
源平の世界の演目にはとにかく名作が多すぎるので、なんだかもう源平にまつわる字面を見ただけでもおおおおと興奮してしまいます…。毎週毎週テレビを通じて源平の世界を味わえるのかと思いますとうれしくてうれしくてどうにかなりそうです。
これをきっかけに歌舞伎をはじめとする伝統芸能に興味を持たれる方も増えるのではないでしょうか!ワクワクします!どうか芝居仲間が増えますように…