東京では新規感染者数が4000人台を突破したようですがみなさまいかがお過ごしでしょうか。いよいよ受験シーズンの到来という時にこのような心配事が生まれてしまい、やきもきしますね。受験生の方々が安心して試験本番を迎えられますよう祈っています。
昨日、歌舞伎座の壽初春大歌舞伎において、新型コロナウイルス感染症のPCR検査陽性による上演中止の発表がありましたが、明日からの公演について最新情報が発表されたようですね。
第一部では「祝春元禄花見踊」に出演の虎之介さんが陽性となり、扇雀さん、七之助さん、橋之助さん、福之助さん、歌之助さんが濃厚接触者にあたる可能性があり、「一條大蔵譚」のみ代役を立てて休演ということです。「祝春元禄花見踊」の主役である陽喜さんと獅童さんはご無事というのは不幸中の幸いですね。とはいえ想像以上の広がりで驚いています。
また第三部「岩戸の景清」にご出演の松也さんも濃厚接触者に該当の可能性ということで、代役として猿弥さんがご出演になります。第一部のみと想像していましたのでこちらも驚きました。
濃厚接触者の隔離期間は短縮の運びですが、松竹独自のガイドラインなるものがあるようですので、ご復帰がいつになるかわかりませんね…。とはいえ、独自のガイドラインを厳しく遵守なさっていることがわかり、松竹及び歌舞伎座の感染対策への信頼感が一層増しました。みなさまが一日も早く戻られますように。
中止となった1月14日（金）第一部の払い戻し方法についてはこちらのページにまとめられていましたのでご参照ください。松竹歌舞伎会やチケットweb松竹の場合は基本的には何もせずに返金があります。
https://www.shochiku.co.jp/wp-content/uploads/2022/01/kabukizaharaimodosi_20220113_01.pdf
楽しみにされていた方、役者さんはじめ舞台と劇場空間を作り上げてこられた方には、さぞやご無念なことと思います。心配ですが、これ以上感染が広がることなく、陽性となられた方が一日も早く回復され、後遺症なくご復帰されることを切に願っています。
歌舞伎座は舞台上・客席ともにご高齢の方の多い劇場ですから、我々観客の方でも出かける際には体調管理を万全にし、係の方の案内に完全に従い、感染対策に万全を尽くしながら過ごして参りましょう。一日も早くこの状況が落ち着きますように。
