歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【来たる23日】博多座 六月博多座大歌舞伎 チケット一般発売!

来たる23日、博多座の6月公演 六月博多座大歌舞伎のチケット一般発売が始まります!

今回は菊五郎さんを中心とした豪華な配役で、人気の演目が揃った話題を呼びそうな公演です!公演期間が3週間ほどですので、早めのチェックをおすすめいたします!

オミクロン株の新規感染者数はいまだに大きな数字ですが、近ごろは歌舞伎公演も順調に開催されているように思います。6月の博多座もすべての日程で上演中止や配役変更なく、無事に公演が行われるよう切に願っております。

公演の詳細

www.kabuki-bito.jp

一般発売日

2022年4月23日(土)10:00

博多座公演はチケットweb松竹での取り扱いがありません。購入前に博多座オンラインチケットの使い勝手を一度ご確認なさるのをおすすめいたします!

hakataza.e-tix.jp

会期・上演時間

2022年6月3日(金)~23日(木)

昼の部 11:00~

夜の部 15:30~

休演:13日(月)

チケット料金

A席  18,000円
特B席 15,000円
B席  12,000円
C席     5,000円

みどころ 

博多座の6月公演は、菊五郎さんが久しぶりにご出演で、古典の名作ぞろいのボリュームある狂言立てとなっています!どちらの部も見どころに溢れていて、初めての方にもぜひにとおすすめしたい公演です。

 

特に昼の部「義経千本桜 すし屋」は、三大狂言のひとつとして知られている名場面。すし屋の息子の小悪党が、壇ノ浦で滅んだはずの平家の武将・平維盛の命を救うために奔走する悲劇であります。

この演目は原作に忠実な上方の演出と、粋さが際立った江戸の演出とがあり、それぞれ全く違った味わいがあることが特徴です。今回お勤めになる菊五郎さんのいがみの権太は、現在存命の役者さんで拝見できる江戸型の権太の最高峰といえる大変貴重なもので、必見の舞台です…!

 

また、菊之助さんがご出演の夜の部「魚屋宗五郎」は、NHKあさイチで菊之助さんご自身が「朝ドラ好きの方におすすめ」とご紹介なさっていた演目です!

かわいい妹を失った兄の悲哀を、おかしみも漂わせつつ見事に描いた名作で、セリフや内容が大変わかりやすいものです。初めての方や、セリフの聞き取りと内容理解に不安を持たれている方には、ぜひにとおすすめしたい演目です。

 

博多座の感染対策については、下記のページにまとめられています。

www.hakataza.co.jp

 

博多座の感染対策には下記の内容も明記されています。

既にチケットをご購入済みで、上記症状に当てはまるお客様は、ご観劇日前日までに博多座電話予約センター(☏ 092-263-5555)まで、ご連絡ください。

体調がおかしいなと思った場合にはぜひこちらにご相談なさってくださいませ。

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