本日27日は歌舞伎座で上演されていた四月大歌舞伎の千穐楽でしたね!おめでとうございます!
嗚咽をもらす直前の状態に
今日はこのすえひろも第三部を拝見してまいりました!!本当に贅沢な、素晴らしい時間でした…。伊織とるんの愛らしさへ送られたふふふという漏れ出る笑いや、すすり泣きの声などが、客席のそこかしこから聞こえてきました。
このすえひろもあまりの感動に翻弄され、嗚咽を漏らしそうなほど泣いてしまいました…。ちょっと外出先のそれではなくて、家のお風呂で泣いているようなレベルであったので、平静を取り戻そうと必死になったほどです。
若夫婦の頃の仁左衛門さんと玉三郎さんの麗しさ、そして再会後のお二人が無言でいたわりあうようす、すべてが言いようのないほどかけがえのないもので、一瞬たりとも見逃せない時間でした…。
そしてお友達と話していて気づかされたことですが、今回初めて下嶋という人の不器用さや弱さ、存在の悲しさを感じ取り、かわいそうだとすら思いました。そのおかげで、お話の味わいが何倍も深くなりました。歌六さんのお芝居のすごさをあらためて実感した次第です。
学生の頃に拝見したお二人の「ぢいさんばあさん」から12年の時を経て、自分自身もるんと同世代になってから今現在のお二人の芝居を拝見できたことは、本当に幸せなことだと思います。昨年からずっと、なにか夢でも見ているような幸せな芝居見物が続いていて、心の底から感謝しきりです。大げさではなく、生きていてよかったと心から思います。
ちょっと今日はもう遅い時間で書ききれそうにありませんので、月末にでも改めて感想をしたためたいと思います。