来たる13日、6月の国立劇場 歌舞伎鑑賞教室のチケット一般発売が始まります!
歌舞伎鑑賞教室とは、初心者の方々や学生さんの団体向けに向けて毎年夏に国立劇場で開催されている公演です。解説プログラム「歌舞伎のみかた」があってわかりやすく、通常公演よりもリーズナブルな価格設定も魅力です。
2020年は開催されなかった歌舞伎鑑賞教室が、昨年2021年に続き今年も開催されることは非常に喜ばしいですね!
今回の演目は「彦山権現誓助剣-毛谷村-」。宮本武蔵がモデルとされる爽やかで心優しい好青年が、とある怪力女子と出会う物語で、歌舞伎の演目の中では比較的珍しいほのぼのとした愉快なお話です。ややこしい出来事は特に起こらないので、初めての方にもおすすめです。
公演の詳細
一般発売日
5月13日(金)10:00~
会期・上演時間
2022年6月2日(木)~2022年6月21日(火)
11:00~13:15(予定)
14:30~16:45(予定)
社会人のための鑑賞教室(18時開演):10日(金)、17日(金)
休演:8日(水)、16日(木)
チケット料金
1等席(1、2階) 4,500円
2等席(3階) 3,000円
学生料金
全席 1,800円
みどころ
6月の歌舞伎鑑賞教室の演目は「彦山権現誓助剣-毛谷村-」
のどかな田舎の村で、剣術自慢と怪力がぶつかり合うゆかいな物語です。
主人公は心優しい好青年・毛谷村六助。マンガなどでもお馴染みの伝説の剣豪・宮本武蔵がモデルと考えられています。ひょんなことから六助は、謎の迷子を預かることになり、その縁から男勝りな怪力女子・お園と出会います。
実は六助の亡き師匠・吉岡一味斎の娘であり、六助の許嫁でもあったお園。これは恋の予感…という折、一味斎を殺害した仇が判明。六助は仇討ちを目指す!という、まさにマンガのようなお話です。
毛谷村六助は「とにかくいいやつ」という、歌舞伎のなかでは割と珍しいキャラクターかと思います。爽やかですし、歴史上のややこしい事柄はほとんど出てこない演目ですので、初めての方や苦手意識をお持ちの方にもおすすめです!