本日、歌舞伎座にて六月大歌舞伎の幕が開きました!おめでとうございます!
先月の半ば、第三部の演目そのものが急遽変更されるとの発表がありましたが、たった数週間で無事に幕が開くというのが役者さん裏方さん含めた歌舞伎界の方々のすごいところだと思います。さすがです。今月も千穐楽まですべての部で無事に上演が続きますよう願っております。
コロナ前の日常に戻りつつある世の中ではありますが、梅雨時はなにかと体調を崩しやすい季節です。みなさまも何卒ご自愛くださいませ。
染五郎さんの初主演!
今月の歌舞伎座では染五郎さんが17歳にして歌舞伎座初主演を果たされるということで、大変話題を呼んでいます。染五郎さんは大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の冠者殿こと源義高役をお勤めになったばかり、その麗しさから全国津々浦々で注目度急上昇中なのではないかと思われます。麗しいですよね…!
主役をお勤めになる第二部「信康」は、徳川家康とその長男・信康の間に起こる悲劇。またしても若くして死す儚い役どころであります。
現時点でのチケットの空席状況を確認したところ、染五郎さんご出演の第二部は等級によってはまだ購入可能のようです。花形の公演ではないなか17歳の若さで主役をお勤めになるというのは記念すべきことですし、何より初主演は今回しかありませんので、お悩みの方にはぜひにとおすすめいたします!
また、八月の歌舞伎座の演目が発表されましたね!久方ぶりの「納涼歌舞伎」、花形の方のご活躍で歌舞伎座がにぎわいそうですね!
なかでも手塚治虫の「新選組」が初めて歌舞伎化されるということで注目を集めそうです。また主人公を歌之助さん、その相棒を福之助さんがお勤めになるとのこと。個人的に近ごろ注目しているおふたりなので、歌舞伎座の舞台での大抜擢にとても興奮しました。
気になっているのが、七月に上演される「風の谷のナウシカ上の巻」の続きと思われる「下の巻」はいつ上演されるのかということです。九月あたりでしょうか、こちらも楽しみですね。九月といえば例年上演されていた秀山祭、思い入れの深い月です。またいつの日か秀山祭が開催される日が来ることを信じて心待ちにしております。