歌舞伎ちゃん 二段目

『歌舞伎のある日常を!』 歌舞伎バカ一代、芳川末廣です。歌舞伎学会会員・国際浮世絵学会会員。2013年6月より毎日ブログを更新しております。 「歌舞伎が大好き!」という方や「歌舞伎を見てみたい!」という方のお役に立てればうれしく思います。 mail@suehiroya-suehiro.com

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【宣伝】インスタグラムで歌舞伎にまつわる浮世絵をご紹介しています!

昨晩は一部地域で大雨になったそうですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。毎年のように大雨で被害が出ていますので、何卒お気を付けくださいませ。

さて、今日はひとつ宣伝をさせていただきたく、筆を取っております。

かねてより、instagramにて歌舞伎にまつわるパブリックドメイン公開の浮世絵を収集、紹介してまいりましたが、この度フォロワーの方が1000人を超えました。フォローいただいている方にはこの場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます。

アカウントはこちらです

Instagram 歌舞伎の浮世絵 @ukiyoe_kabuki

www.instagram.com

このアカウントは、国内外の美術館・博物館が公開している利用可能なパブリックドメインコレクションのなかから、歌舞伎にまつわる浮世絵を趣味で集めているものです。不定期の更新にも関わらず、たくさんの方にご覧いただきうれしい限りです。

 

そして見つけた役者絵は、できる限り書かれている役者を特定し、そのエピソードなどを併せて記載しています。海外の美術館には名品や珍しくおもしろい絵が所蔵されていることがあり、なおかつ国内の美術館・博物館よりも絵についての詳しい情報が提供されていることが多々あるため、非常に発見が多いです。

 

 
 
 
 
 
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たくさんの役者絵とそこに描かれている役者を観察してみますと、その当時の上演のようすだけでなく、江戸の人々にとってその役者がどんなイメージであったのか、どんなニーズがあったのかなど、様々な情報が得られます。その情報から、役者の当たり役や初演を務めた演目などについての想像が膨らみ、現代の歌舞伎の舞台の味わいがより深まったように思います。

また役者絵ばかりでなく、歌舞伎の演目の題材となっている伝説や歴史上の人物を描いた浮世絵を見てみますと、江戸の人々の感じ方を想像する一つの助けになるようです。

 

この度フォロワーの方々の内訳を見てみましたところ、その大半が外国の方であることがわかりました。そして、何らかの創作活動をされている方が多いようにお見受けします。

北斎や広重の絵が印象派の画家たちに影響を与えたように、役者絵が世界各国のアーティストの方々に何らかの刺激を与えているかもしれないと想像すると、それはとても嬉しく感動的なことではありますが、せっかくですのでぜひ日本の方にもご覧いただきたいと思っております。ご興味をお持ちの方は、ぜひフォローをお願いいたします!

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