感染が急速に広がり続けていますがみなさまいかがお過ごしでしょうか。
幸いなことにこれまで感染せずに過ごすことができていましたが、今回ばかりは自分もいよいよ感染してしまいそうだなとハラハラしております。できる限り最大限の対策で乗り越えたいと思います。みなさまも何卒お気をつけくださいませ。
それはさておき、歌舞伎座の今後の対応について残念なお知らせがありましたね。たくさんの役者さんに感染が広がってしまったようで本当に心配です。先日に引き続き、後年に読み返したとき思い出せるよう、状況をメモしておきたいと思います。
歌舞伎座七月大歌舞伎 29日(金)千穐楽まで中止
今日は赤字の部分の予定が発表されました。
18日(月)第一部 中止
19日(火)第一部 中止
第二部・第三部 当日発表で中止
20日(水)休演日
21日(木)第一部・第二部・第三部 中止
22日(金)第一部・第二部・第三部 中止
23日(土)~29日(金) 第一部・第二部・第三部 中止
あす23日(土)の公演から29日(金)千穐楽まですべての部が中止ということです。11日分の公演が中止となってしまったわけで、大きな寂しさを感じます。
松竹の公式発表によると、
市川笑也、市川猿之助、市川男女蔵、市川門之助、尾上菊之助、上村吉弥、
中村吉之丞、中村米吉ほか40名(計48名)
が陽性ということです。歌舞伎座の感染対策の厳しさは観客の目から見ても明らかでしたので、現在流行中の型の感染力の強さを思い知らされました。どうか感染された皆様が後遺症なく舞台やお仕事に戻られることを祈っております。
夏休みということで、遠方から東京へお越しになり七月大歌舞伎をご覧になる予定であった方も大勢おいでだったのではないかと思い、胸が痛みます…。
八月納涼歌舞伎の販売座席数増加は目の前という状況ですが、様々なご事情を抱えた観客の方々が劇場から足が遠のいてしまうことも考えられ、とても心配です。一日も早く歌舞伎公演に活気が戻りますように。