本日、歌舞伎座にて秀山祭九月大歌舞伎の幕が開きました！おめでとうございます！
今回は二世中村吉右衛門一周忌追善と冠し、昨年亡くなられた吉右衛門さんの追善公演として上演されます。先月は新型コロナウイルスの影響で配役変更や上演中止などが相次ぎました。今月はご出演の方々の平均年齢も上がりますので、再び感染が広がり大事に至ることのないようにと切に祈っております。
吉右衛門さんの一周忌追善
九月の歌舞伎座は、初代吉右衛門の芸を顕彰する秀山祭。今回は昨年亡くなられた吉右衛門さんの追善として上演されます。数々の当たり役や、松貫四のお名前で手掛けられた作品などのゆかりの演目がたくさん並んでいるのを見ると、ご本人もお出ましになりそうな気がしてしまいますね。
演目を選定した方々による「あれも外せない、これも外せない」という熱い思いが感じられ、胸が熱くなります。いかに欠かせない方であったかを突きつけられるようです。
公開された特別ポスターも舞台のお姿が生き生きと思い出されるたまらないもので、歌舞伎座で拝見したら泣いてしまいそうです。観客の我々だけでなく、公演を作る方々の並々ならぬ思い入れを感じます。これほどの方と同時代を生きることができていた感謝と喜びで胸がいっぱいです。
また、いよいよ十三代團十郎襲名披露興行の演目と配役が発表されましたね！
二カ月連続の「助六」では、なんと玉三郎さんの揚巻が拝見できるということです。まさか今生で拝見できるとは思いませんでした。。夢のようです。。12月5日～15日というわずかなチャンスですのでこちらも争奪戦となりそうですね…！
そして、「十三代目市川團十郎白猿襲名披露記念 歌舞伎座特別公演」の勧進帳に狂喜しました…！延期前の公演で発表されていた仁左衛門さん富樫・玉三郎さん義経の勧進帳が叶うとは。しかし2日間しかないという難関です。果たしてこのチケットは取れるのでしょうか…
