来たる19日(日)、人形町の明治座で5月に上演される
市川猿之助奮闘歌舞伎公演のチケット一般発売が始まります!
明治座は東京で最も古く、歌舞伎をはじめとする演劇の世界を支えてきた大切な劇場です。今年は150周年の記念の年ということで、春は歌舞伎公演が目白押しです。4月の歌舞伎公演に引き続き、5月は猿之助さんの公演が上演されます。
歌舞伎座、国立劇場、そして明治座、それぞれに記念イヤーの年ですから、客席がいつも以上ににぎにぎしく盛り上がることを祈っています。チケットの確保はお早めに!
公演の詳細
一般発売日
3月19日(日)10:00~
会期・上演時間
2023年5月3日(水・祝)~28日(日)
昼の部 11:30~
夜の部 16:00~
※18日(木)は17:00~、28日(日)は16:30~
休演:10日(水)、17日(水)
チケット料金
一等席(1階席、2階席正面) 15,000円
二等席(2階席左右) 7,500円
三等A席(3階席正面) 5,000円
三等B席(3階席左右) 3,000円
U25チケット(一等席) 9,800円
なんと25歳以下の方に向けた割引があるようです!約1万円はなかなか高額ではあると思いますが、せっかくの機会ですのでぜひにとおすすめいたします!
U25チケットは席とりくんとチケットぴあのみでの取り扱いです。ご注意ください。
みどころ
今回の市川猿之助奮闘歌舞伎公演は、タイトルの通り猿之助さんを中心とした公演です。隼人さんや米吉さん、壱太郎さんといった若手花形の方々も名を連ね、華やかなお顔ぶれが揃っています。歌舞伎座では團菊祭が上演されるわけですから、芝居が忙しいですね!
猿之助さんの公演は基本的に大変華やかで、わかりやすい工夫が随所に施されているため、歌舞伎が初めての方や近ごろ歌舞伎を見始めたばかりの方にもおすすめです。いずれの部もそうなのですが、おそらく昼の部の方がよりエンターテインメント性が強いのではないのかなと予想しています。
昼の部「不死鳥よ 波濤を越えて」は、昭和54年に三代目猿之助時代の猿翁さんが新宿コマ劇場で主演なさった演目です。このすえひろも拝見したことがないのですが「歌舞伎レビュー」と評されたものだそうで、歌劇的な演出が施されているようです。題材としては平家物語だそうですが、一体どのような舞台なのでしょうね。
夜の部「三代猿之助四十八撰の内 御贔屓繫馬」は、鶴屋南北の作品を原作として三代目猿之助・奈河彰輔が手掛けた作品。南北作品によくある「ある特別な条件のもとに発動する魔法」と「魔法の発動を助ける宝物」の合わせ技によってトラブルを解決するという、奇想天外な筋立てです。早替わりの舞踊「蜘蛛の絲宿直噺」も盛り込まれています。いわゆる古典歌舞伎に近いのはこちらの方なのではないかなと予想しています。
明治座公演のチケットはチケットweb松竹と各プレイガイド以外に、明治座のチケットサイト「席とりくん」での取り扱いがあります。どうやら席とりくんの取り扱い枚数が多いのか、良い席が残っていることがあります。松竹のサイトの残席が少ない場合は、ぜひ席とりくんもチェックなさってみてください。
また、明治座の三階左右席は、角度によって一列目よりも二列目の方が見やすい場合があります。ご参考までに…