本日1日から福岡は博多の博多座にて九月博多座大歌舞伎の幕が開きましたね!おめでとうございます!
今回は「市川海老蔵改め十三代目 市川團十郎白猿襲名披露 八代目 市川新之助初舞台」と冠されたおめでたい舞台。歌舞伎界でもっとも大きな名跡の襲名披露はなかなか味わえない貴重な機会です。チケットは博多座オンラインチケットで現在も販売中ですので、迷っておいでの方にはぜひにとおすすめいたします!
先日はお練りも
去る27日、開幕に先立ってお練りが行われたそうで、NHKのサイトにそのようすが動画で掲載されていました!博多の街のにぎわいと活気が感じられます。
新之助さんはこの大舞台に向けて、学校の夏休みの間にもお稽古に励まれていたのでしょうね。自分の小学生のころの体たらくを思い起こし、頭が下がる思いがします。
今回の博多座で上演されるのは、市川團十郎家の芸「歌舞伎十八番」。昼夜でどどんと四連発という豪華さであります。
歌舞伎十八番は、「歌舞伎」と聞いて多くの方が思い浮かべるような演目ばかりです。くまどりの超人ヒーローがド派手な出で立ちと動きで舞台からはみださんばかりに躍動する、そんな底抜けの華やかさが魅力です。
歌舞伎十八番は内容がシンプルで理屈抜きで楽しむことができ、歌舞伎を見たという満足感も大きいので、初めて歌舞伎をご覧になる方には特におすすめです。
とはいえ昼の部・夜の部、どちらの部を見ようか迷ってしまいますよね。テレビのニュースなどでもよく放送される有名なシーンで簡単にご紹介します。
新之助さんが早口で見事なセリフ術を披露する「外郎売」は昼の部、裃姿の役者がズラリと並んで挨拶を述べる「口上」は夜の部です。いずれも今この時しか味わえない貴重な時間ですので、ぜひにとおすすめいたします!