本日、東京新宿・歌舞伎町の新たな劇場THEATER MILANO-Zaにて
歌舞伎町大歌舞伎の幕が開きました!おめでとうございます!
歌舞伎町大歌舞伎は、勘九郎さん七之助さんを中心とした遊び心あふれる公演の模様です。先日もホスト風の広告などが早くも話題を呼んでいました。
現在歓楽街として大変有名な歌舞伎町は、もともと歌舞伎の劇場が建つ予定であったためにその名が付いたそうですね。そんな歌舞伎町で本当に歌舞伎興行が実現するとは。
現在では高尚なイメージを持たれてしまう歌舞伎ですが、本来はきらびやかなネオンと大変相性の良いものだろうと思います。このすえひろもTHEATER MILANO-Zaへ出かけるのを楽しみにしております!
チケットは現在も販売中です。後半日程にいくに従い、リピートされる方が増えてチケットが入手しにくくなる可能性があります。ご興味をお持ちの方はどうぞお早めにチェックなさってみてください!
公演の詳細
チケット
みどころ
歌舞伎町大歌舞伎は、舞踊『正札附根元草摺』『流星』と新作歌舞伎『福叶神恋噺』という狂言立てです。舞踊の方の内容をざっくりとご紹介いたします。
『正札附根元草摺』は、歌舞伎と聞いて多くの方が連想されるような舞踊です。ド派手な衣装を着て隈取をした登場人物が、絵のようなカッコいいポーズを次々に取って観客を沸かせてくれます。
題材はいわゆる「曽我兄弟の仇討」という鎌倉時代の有名な仇討物語です。曽我十郎・五郎の兄弟が父の敵である工藤祐経を討つという物語ですが、この演目では熱血漢の曽我五郎と怪力女の小林妹舞鶴が登場します。二人のド派手すぎる出で立ちから、みなぎるパワーが感じられます。
続く『流星』は、ロマンチックなはずの七夕の夜を描いたコミカルな舞踊です。彦星と織姫が年に一度の逢瀬を楽しんでいるところへ流れ星がやってきて、「雷様の家で夫婦喧嘩が起きた」という二人にとっては本当にどうでもよいことを、身振り手振りを交えて至極詳細に語って聞かせる愉快な内容であります。
流星役の方が、雷一家のお父さん、お母さん、おばあさん、子どもの4役をかわるがわる踊り分けるのがおもしろいところです。今回は舞踊の名手の勘九郎さんがお勤めになりますので、さぞかし愉快なことと思います。また今回は特別に彦星織姫の役でご子息の勘太郎さん・長三郎さんがご出演になります。こちらも話題を呼びそうですね!
『福叶神恋噺』は新作歌舞伎ゆえ未知数ですが、上方落語の「貧乏神」が題材とのことですから、さぞかし愉快な内容なのではないかと思います。このすえひろも非常に楽しみにしております。勘九郎さん七之助さんご兄弟の公演は非常に人気がありますので、チケットは早めのチェックをおすすめいたします!